活動レポート

「味の素社に転職して、いかがですか?」キャリア入社者3名に聞く~教えて!中村さん~

「Knock Knock 社長室」は、ストーリー編集部が味の素社の社長のもとを訪ね、気になるトピックスを直接質問するコーナーです。

今回の記事はキャリア採用(中途採用)で味の素社に入社した3人を社長室にお招きし、中村社長からインタビューをする、という形式でお届けします。味の素グループでは、事業のさらなる拡大と変革を見据えた専門性の高い人財の確保、「真のダイバーシティ経営」の一環としてキャリア採用を強化。多様な人財が集まることによるイノベーションの創出と組織変革を目指しています。

専門分野も個性も異なるキャリア入社者3名が集まり、さまざまな話題で意見を交わしました。転職を考えている方、味の素社で働く雰囲気を知りたい方は、この記事が参考になると思います。ぜひご覧ください。

南坊 実さん
食品事業本部
マーケティングデザインセンター
コミュニケーションデザイン部
コミュニケーション戦略グループ

家電メーカーからカフェチェーン本社勤務を経て、2025年に味の素社入社

岩田 悠希さん
バイオ&ファインケミカル事業
本部 東海事業所
品質保証部
医薬品質管理グループ

製薬会社勤務を経て、2019年に味の素社入社

長谷 縁さん
食品事業本部
食品研究所
コンシューマーフーズ開発センター
メニュー調味料グループ

製粉メーカー勤務を経て、2022年に味の素社入社

なぜ?転職先に味の素社を選んだ理由

中村社長

今日はようこそいらっしゃいました。早速ですが、自己紹介と転職先として味の素社を選んでくださった理由について教えていただけますか?

南坊さん

私は2011年(平成23年)から、キッチン家電メーカーでPRを担当し、その次にカフェチェーン企業に転職しました。2025年(令和7年)4月から味の素社に入社し、マーケティングデザインセンターでブランドのPR業務を担当しています。

南坊さん

「食」のPR業務は、私の軸だと思っています。日本発のグローバル企業で「食」のPRをやりたかったということが、味の素社に入社した一番の理由です。

岩田さん

私は2019年(平成31年)から味の素社東海事業所で「医薬品質管理」を行っております。8年目に入りました。もともとは製薬会社で製剤分析や申請業務などをしていました。味の素社に入社した時は分析業務などをやっていましたが、いまは係長としてチームの運営に携わっています。

中村社長

味の素社は「製薬」とはちょっと離れていると思いますが、どういうきっかけで味の素社に?

岩田さん

転職先を検討しているとき、味の素社の品質管理の部署の求人を拝見して驚きました。「これは本当に品質管理部?研究部じゃないの?」というようなレベルの内容が書かれていて、そこに興味が湧いてエントリーしました。現在は、検査して出荷するだけではなく、CDMO(製薬会社からの受託開発・製造受託)の推進と、当局とのやり取りを重点的にやっており、お客様(製薬会社)のサポートをしています。

長谷さん

私は大学で生物系農学を勉強した後、2015年(平成27年)に製粉メーカーに就職し、レトルト食品を作っていました。その後、子会社に出向し、レトルトと冷凍食品の開発と工場で安定生産するためのスケールアップを担当していました。

長谷さん

産休育休を経て、2022年(令和4年)に味の素社に入社しました。所属は食品研究所のメニュー調味料グループで、「Cook Do®」の開発でした。2025年(令和7年)に入ってからは、「Cook Do®」の原料である中華醤の開発も担当しています。

中村社長

味の素社を選んだ理由は?

長谷さん

前職の「小麦粉をコアとする研究」は奥が深く、十分おもしろかったのですが、より広い世界を見てみたいという思いで転職しました。とくに味の素社は健康課題や環境負荷も含め、いろんな視点をふまえて食品を製造開発しているところ、スケールが大きいというところに魅力を感じました。

キャリア入社者の受け入れ態勢は?

中村社長

味の素社の「オンボーディング」について伺います。キャリア入社した皆さんにとって味の素社の受け入れ態勢、研修やフォローなどはいかがだったでしょうか?

南坊さん

驚くほどすぐに馴染めました!(笑)入社初日に帰宅して夫に「素晴らしい会社に入社できたと思う!」と伝えたくらいです。

中村社長

おお、いいですね!

南坊さん

チームメンバーがみんなすごく前向きで、挑戦心に溢れている。畑の違う私のこともオープンに受け入れていただきました。ギュッと濃縮された1日研修を受け、2日目から配属という形で、すぐに具体的な業務をやらせてもらうことができました。

岩田さん

私が入社した8年前は、まだまわりにはキャリア入社の人が少なくて、正直なところ少し苦労しましたね。現在はキャリア採用の人たちがかなり多くなりましたし、サポートが手厚くなったなと感じます。

長谷さん

私が所属する食品研究所は、もともと異動者に対するフォローアップ体制が確立していたためか、教育内容も非常に充実していると感じました。とくに最近はかなりマニュアル化されていて、キャリア入社の人は配属された初日でも安心感があるように思います。社内の知見や技術などのナレッジシェアも進んでいますし、AIの活用も積極的です。

岩田さん

たしかに、ここ数年でいろんな情報をタイムリーに得られるようになってきたなあと感じますね。

オンボーディングってなに?

オンボーディング(On-Boarding)とは、キャリア入社者を含めた新人が、スムーズに組織や環境に慣れ、早期に戦力化し活躍できるように支援する取り組みのことをいいます。一言でいうと「新しく参加した人を成功させるための仕組み」です。

新入社員であれば「成長スピードを上げる」こと、キャリア入社者であれば、本人のスキルや持ち味をうまく活かせる環境を用意し、即戦力としてすぐに活躍できる状態にすること。さらに長期的なキャリアを見据えた面談やミーティング、トレーナーや部署の違いによる人財育成のばらつきや格差がなるべく生じないようにすることなど、企業によってさまざまな取り組みが行われています。

味の素社では、社内では育成できない高度な専門性やスキル、経験をもったキャリア採用者の獲得を加速させています。

そのなかで、キャリア採用者のオンボーディングにも力を入れており、TRY&A-CROSSの施策の一環として「キャリア採用者課題解決プロジェクト」を立ち上げています。キャリア採用者5名が入社後に感じた当社の組織風土や仕組みに関する課題や違和感を整理し、課題解決に向けた取り組みを進めています。

※TRY&A-CROSSとは、担当業務の枠を超えて挑戦する機会提供を増やし、自発的な挑戦を促しつつ、 多様な専門性・経験を持つチームが組織を横断して課題解決に取り組める体制構築を目的とした施策です。

自身の「持ち味」を発揮できていますか?

中村社長

味の素社に入社して、ご自身の持ち味を発揮できていると思いますか?

南坊さん

前職では戦略的なPRを重視してきました。その思考や手法をそのまま応用することができていると思います。

南坊さん

とくに「Cook Do®」オイスターソースでは、「オイスターソース×そうめん」という新たな切り口の開発により、大きな広告効果を創出する成果につながりました。

岩田さん

私は「何でも任せてもらえるようなリーダーとなれるように動く」ことを意識してきました。今では係長として部内外問わず、さまざまな方とコミュニケーションをとって業務を進めています。それが楽しいですね。

長谷さん

私は「Cook Do® 極(プレミアム)シリーズ」の新製品開発に携わったのですが、課題解決力と安定生産にむけたスケールアップの経験を活かして、原料の新規導入や香りのキー成分の発見・知財化にチャレンジしました。「既存のブランドを背負ってプレミアムな品質を具現化する」という重責はありましたが、ほかの部署や外部パートナーと連携・挑戦し、良い製品を開発できたと感じています。

3人がみた「味の素社の良いところ&改善できるところ」

中村社長

では、皆さんから味の素社の評価をいただきたいです。味の素社の良いところって何でしょうか?また、改善できると思うところがあれば教えてください。

南坊さん

私はPRという立場で、我々の製品やサービスをプロモーションする仕事ですが、その時に後ろめたさとか嘘がなく堂々と「技術の結晶です」というふうに自信を持っていられることがすばらしいと思います。味の素社は100年を越える歴史もあり、従業員の皆さんもそれをとても誇りに思っていらっしゃる。

中村社長

改善点はいかがでしょう?

南坊さん

強いてあげるなら「ブランディング」です。味の素社自体のコーポレートブランディングをより太くしていければ、より企業価値が高まっていくんだろうなと思います。

中村社長

商品の技術力で差別化ができた時代は良かったのですが、いまではあまりそれが優位性になってない。やはり味の素社自体のコーポレートブランドを強くする必要を感じています。それは研究、開発、製造だけでなく、サステナビリティなども含めた経営全体としてコーポレートブランド価値をあげていく、これからの大事な課題のひとつだと思います。

南坊さん

いずれその分野でしっかり力を発揮したいという夢を持っています。

岩田さん

前職の外資系の製薬会社は「人を入れるのも早ければ、出ていくのも早い」みたいな世界。危機感が常につきまとっていましたが、味の素社は圧倒的な土台があるので業務に集中できています。

岩田さん

改善点なのですが・・・強いてあげるならリーダー職の魅力が足りない、伝わっていないっていうところでしょうか。

中村社長

岩田さんは基幹職に近いポジションですよね。

岩田さん

はい。基幹職になることで得られるものがあって成長していくと思うんですけど、そこがうまく伝わってないっていうか。あまりそこに価値を見出す人が少ないというか。そんなところが課題なのかなとは思います。

長谷さん

良いところは、さっき南坊さんからもありましたが、我々のやったことをちゃんとPRしてくださるところです。

長谷さん

研究型の人間って、その研究が成果に紐付かないっていうか......やってもやっても芽が出ないという印象になってしまう会社って本当に多いと思うんですけど、その研究や技術がちゃんとお客様に見える。研究所としてはとてもありがたいし、どんどん進めようという気になります。

中村社長

いいですね。私もABFの開発をやってましたからよくわかります。

長谷さん

課題点としては、社長が戦略として打ち出している「高速開発」。これを実現したいという時に、どうしても動きが遅い部分が出てきてしまうところです。

長谷さん

「高速開発システム」は、ものすごくいいシステムだと思います。ただ、自分のアイデアを実現するために人に協力を仰いでつなげていける人もいる一方、まだ誰もができることだとはいえない。若手にとっては、なにかやりたいなと思っても、時間もないし、自分のやりたいことを的確に発信して、仲間を巻き込んで事業に落とし込むことはハードルが高い。その結果、あきらめてしまうこともあろうかと。

中村社長

アイデアを吸い上げて、決定して、次につなげていく。現場からの課題解決力を高めていきたいですね。研究所、営業、マーケティングなどが自律的につながっていく組織にしたい。やはり進化する組織って「現場で決めて現場で実行する」んですよ。

中村社長

ただし、製品として世に出す場合、安全性や品質保証は絶対に必要ですし、ないがしろにしてはいけないポイントがある。その点も含めてもっとスピードをあげていき、その「課題」を「強み」にしていきたいですね。

「異なる専門性や個性を持った人財が集まって、多様なアイデアを共創したい」

中村社長

味の素社の従業員について、入社する前と入社してからの印象は変わりましたか?

長谷さん

皆さん、多様なスキルや個性を持っていらっしゃると思います。今の職場だと一人で爆進していくだけではなく、周りの人や関係部署を一緒に連れていくチームワークの強さも感じています。共創が生まれている。これは味の素社の強みだと感じています。

中村社長

互いに支え合いながら挑戦を後押しできる環境があり、その中で一人ひとりの専門性や個性が活かされている、ということですね。

南坊さん

はい。要点を的確に捉えてくださるので、コミュニケーションもすごくスムーズです。あとは感謝の気持ちを忘れず、まっすぐな方が多いと感じますね。

岩田さん

そうですね。それぞれの経験を持ち寄り、スピード感のある意思決定ができる方が多いと感じます。 本当にすごい方がいます(笑)

南坊さん

新卒から入った方は、ジェネラリスト的に成長されてる方が多いかもしれません。私は一貫してずっとコミュニケーション、PRの仕事を専門としている。そういうタイプよりも、あらゆるスキルのダイアグラムをきれいに描いていらっしゃるような感覚はあるかなと。

中村社長

うん、確かにね。異なる専門性や個性を持った人が活き活きと働けることって、いいなと思うんですよね。多様性ってそういうことなんじゃない?同じような人の集まりだと、今後スキルを持ったAIに変わっていくと思うんですよ。

中村社長

様々な専門性やスキル、バックグラウンドを持つ人が集まって、お互いを尊重しながら挑戦を重ねていくことで新しい価値やイノベーションが生まれていく。そうした姿こそが、これからの企業にとって重要だと思っています。

味の素社では人財を重要な無形資産の一つと考えていますので、ぜひ皆さんには、これまで培ってきた経験や強みを生かしながら、味の素社での新たな挑戦を通じて、存分に活躍してほしいですね。

味の素グループのパーパスである「アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献」を実現するためには、まだまだ多くの仲間が必要です。味の素グループでは、あらゆる専門的なスキルや個性、経験を重ねた皆さんの新しい挑戦をお待ちしています。


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2026年5月の情報をもとに掲載しています。

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