この記事では、味の素社開発のリスク検査「アミノインデックス®」の受診がきっかけで「肺がん」が見つかり、その後「完治」した甲谷真人さん(味の素ヘルシーサプライ社/代表取締役社長)のストーリーをご紹介します。
これを読むとみなさんの考えている「がん」のイメージが一変するかもしれません。
「アミノインデックス®」とは
「アミノインデックス®」とは、味の素社が開発したリスクスクリーニング検査です。1回の採血で、複数のがんの可能性や生活習慣病のリスクをチェックすることができるサービスです。
リスクスクリーニング検査の中には「がん種を特定せずがんリスクの有無」のみ評価するものもありますが、「アミノインデックス®」は、血液中のアミノ酸を測定することで、がん種ごとのがんの可能性や、さまざまな生活習慣病の発症リスクを評価することが可能です。
検査方法はとてもシンプル。「アミノインデックス®」を採用している医療機関にて、1回で5ml程度の採血をするだけで終わりです。
受診後、約2週間で検査結果が届きます。結果報告だけでなく、将来の生活習慣病の発症リスクに関しては、生活するうえで気をつけるべきことなどの具体的なアドバイスが受けられます。
「アミノインデックス®」がきっかけで助かった人の話を聞く
「アミノインデックス®」がきっかけでがんの早期発見ができた人
甲谷 真人味の素ヘルシーサプライ株式会社
代表取締役社長
「アミノインデックス®」の開発を担当した人
安東 敏彦味の素株式会社
アミノインデックス事業部
今回、お話をうかがったのは、2019年(平成31年)から味の素グループの味の素ヘルシーサプライ株式会社で代表取締役社長を務める甲谷真人さん。味の素グループの多種多様なビジネスに携わってきた非常にポジティブでエネルギッシュな雰囲気が感じられる方です。
安東敏彦さんは理学博士の資格をもつ研究員であり、2003年(平成15年)から「アミノインデックス®」の研究開発に携わっています。
「アミノインデックス®」の検査は毎年行っていた
ーーー甲谷さんは、「アミノインデックス®」によるリスク検査を毎年行っていたそうですね。
甲谷さん
はい。じつは2015年(平成27年)に「アミノインデックス®」で「大腸がん」でリスクが一番高い「ランクC」が出たんです。
ーーーランクCということは、「精密検査を受ける必要がある」ということですね?
甲谷さん
はい。それを奥さんに話したら、めちゃめちゃ泣かれました。「お酒ばっか飲んで何してんの!早く検査に行ってらっしゃい」と言われました。その後大腸がんの検査を受けたところ「何もありません」ということで、ひと安心。
ーーーよかったですね。
甲谷さん
でも、「アミノインデックス®」は一定のリスクを示すと信じていたので、今後またもしランクCが出たらきちんと検査を受けようとは思いました。またお酒も控えるようになり、「休肝日」を設けるようになりました。
8年後、再びのランクC、でも......
ーーーそれから8年経った2023年(令和5年)、今回のお話が始まるんですね。
甲谷さん
はい、秋の健康診断で「アミノインデックス®」の結果が来て、「肺がん」が「ランクC」って出たんです。......え、肺がん!?って驚きました。
ーーー今度は大腸じゃなくて肺だったんですね!?
甲谷さん
肺なんですよ。すごくびっくりしました。どうせまた空振りだろうなって思ってはいたんですが、会社の保健師に相談したら、くわしく診てもらったほうがいいということで、年末に会社の近くのクリニックを予約して、CTを撮ってもらいました。その結果が年明けにならないと出ないというので、じゃあ仕事始めの日、出社前に検査結果を聞いて、すっきりした気分で会社へ行こうと思ったんです。
笑顔でがん告知!?その理由とは
ーーー2024年(令和6年)、新年を迎えて、仕事始めの日にクリニックで結果を聞いたんですね。
甲谷さん
出社前、朝一で先生にお会いしたら、もう会った瞬間、満面の笑みで「甲谷さん良かったよ~、肺がんだよ」って言われました。正月の頭から。
ーーーええ!?
甲谷さん
「これは、良い肺がんだよ」と言われたんです。肺がんに良いも悪いもあるのかなって思ったら、写真を見ながら「これ見てごらん、ちっちゃいでしょ。これ初期の肺がんだから切っちゃえばすぐ治るよ。すぐに大きい病院に行って切っちゃえ」と言われました。
ーーーそういう意味で満面の笑みでの「がん告知」だったんですね......。
甲谷さん
本当にしばらく頭のなかが真っ白になりました。先生はすぐに大学病院の紹介状を書いてくださり、火曜日の朝に紹介状をもらってそのまま大学病院に行こうと腹をくくりました。前向きになれるのに少し時間がかかりましたね。
ーーーなるほど、ポジティブで前向きな甲谷さんでも、やはり「がん」と告知されると......
甲谷さん
まず、奥さんに何て言おうかなってだけが引っ掛かっていました。その週の土日月の三連休のうちに、たぶん月曜に言うとうろたえるだろうけど、土曜には言いたくないなと思いながら、ちょっとお酒飲んだりして。
ーーーそうですよね、前回は泣かれてしまいましたしね。
甲谷さん
私自身の気持ちも安定させながら日曜日に話しました。泣かれるかなと思ったら意外と腹が据わってて「あら、そうなの」とか言っちゃって「私も行こうかしら」みたいな話になって。1回目の時は「あんた!」みたいな感じだったんですけど、今回は比較的落ち着いた感じで、前回と反応がちがうなって言ったら「もう慣れたわよ」と(笑)。
ステージ1で見つかった「がん」の完治率は約93%
ーーー安東さんに伺います。甲谷さんは2回に渡り「アミノインデックス®」におけるランクCが出て、1回目は大丈夫で、2回目はステージ1の肺がんが見つかったということですが、これはどういうふうに考えればよいでしょうか。
安東さん
まず、「アミノインデックス®」は確定診断ではなく、リスクスクリーニング検査ですので、ランクC=がんというわけでありません。ランクCの場合、一般の方と比較して、肺がんの可能性が約9倍高いという事になります。
具体的に言うと、一般の方の肺がんの可能性は1000人に1人の割合ですが、ランクCの方の肺がんの可能性は111人中1人という割合です。
肺がんの場合、ステージ1では病変はとても小さいので、肺の胸部エックス線では見つけるのは難しいと言われています。そういう意味ではラッキーだったと思いますね。
ーーーつまり、通常のがん検診では見つからなかったかもしれない。
甲谷さん
もちろんレントゲンなんかも撮っているんですけど、CTスキャンでかなり細かく輪切りにしてはじめてわかったっていう感じですから。先生には、CTの技術が相当上がっていて、かなり細かく見られるようになったから(がんが)出てきたんだよって言われました。
ーーーそれは先生も満面の笑みで告知しますよね。
甲谷さん
めちゃめちゃラッキーです。ほんとに。
安東さん
たとえば、一般的ながんで、ステージ1で見つかった場合の5年生存率は93%。ステージ2だと85%なんですけども、ステージ4になるとその確率は12%まで落ちてしまいます。
出典:文部科学省ホームページ https://www.mext.go.jp/
安東さん
がんの進展ってこんな感じで、最初にがん細胞ができてから1センチぐらいになるのに10年から20年ぐらいかかります。その後1センチが2センチになるのが1~2年ぐらい。ですから、1センチから2センチまでの間に見つけられると治る可能性が高い。1センチ以下で画像診断で見つけるのは難しく、2年間ぐらいの間に一気に大きくなるので、1、2年に一回ぐらいは検診しましょうねっていうことになるんですね。
がんの「ステージ」とは?
がんは、その進行状況によって「ステージ」とよばれるもので区別されています。がんのステージは、がんのある場所、大きさ、広がり、組織の性質など、さまざまな要素から決定されます。ここで、がんのステージの分類について簡単にご紹介します。
ステージ0
上皮内がん(がん細胞が臓器の表面の上皮にとどまっている)や非浸潤がんなど、がんが発生した部分の浅い場所にとどまっていて、転移もしていない極めて早期のがん。
ステージ1
がんは小さめまたは浅めで、転移もない。
ステージ2
がんは小さめまたは浅めだがリンパ節に転移がある、または、がんはやや大きいまたは深いがリンパ節などに転移はない。
ステージ3
がんが大きいまたは深いところにあり、リンパ節などに転移している、または、がんが局所で進行しているか、リンパ節転移がある程度広がっている。
ステージ4
別の臓器に転移がある。
これは「がん」?それとも「肺炎の跡」?
ーーーさて、甲谷さんのお話に戻りますと、2024年(令和6年)1月の仕事始めの日にステージ1の肺がんと告知され、その後の三連休で奥様への告知も済ませ、翌週の火曜日に大学病院での診察となったわけですが......。
甲谷さん
火曜の朝、大学病院の呼吸器内科を受診しました。CTスキャンのデータを渡して診てもらったら、この画像だと「肺がん」ではなく「肺炎の跡」の可能性もあるとのことでした。肺炎の跡が残るケースもあるから、すぐに手術で切除するというところまでの判断はなかなかしづらいということで経過観察することになりました。「アミノインデックス®」の検査が(2023年)10月で12月にCTスキャンということですから、もうちょっと確認したほうがいいということで1か月おきに診てもらいました。でも状況は変わらなかったです。
ーーーなるほど、「肺がん」と断定するのはむずかしいということですね。
甲谷さん
翌年の5月の診察でも状態が変わっていなかったので、これはやはり「肺がん」の可能性が高いとなりました。「肺炎の跡」だとしたら消えているはずだからとのことでした。
医師からは、私の場合「がん細胞」が肺の端っこにとどまっている場合は、ステージ1だけど、もし、細胞が浸潤して外に出て、転移していくと一気に進行してしまうとのことでした。私と似たような状態の方が、しばらく通院せず久々に検査したらすでにステージ4になり、余命1年というケースがあったそうです。スケジュールを調整し、7月に手術をすることに決めました。
早期発見が、がん完治のカギ
ーーーこれまでのお話を聞くと、やはり「早期発見」が本当に大事だということですね。ステージ1になるまでが先ほどの図でもあったように10年から20年のスパンだというのは初めて知りました。
安東さん
はい、ステージ1までの期間はすごく長いですね。そこから「がん」が発見できるようになってからは早いですね。通常の検査では「がん細胞」が10個や20個では見つからないですからね。1センチになるっていうのはがん細胞が10億個程度ですね。2cmなら100億個程度になります。1個が10億個になるのはすごく大変ですが、10億個が100億個になるのはあっという間でしょう。
甲谷さん
そういうことなのですか......本当に幸運だったんですね。
ーーー通常のがん検診でもなかなか「膵臓がん」は見つけられないと聞きますよね。
安東さん
初期の「膵臓がん」見つけることは難しいと言われています。しかし「アミノインデックス®」は「膵臓がん」も評価項目に入っていて、実際に「膵臓がん」が見つかった方がいらっしゃいます。
手術はたったの数時間!
ーーーさて、甲谷さんは2024年(令和6年)5月にステージ1の肺がんを切除することに決めて、7月に手術となりました。
甲谷さん
「どれくらいで退院できるんですか?」って聞いたら、私の場合は切除する箇所も少なく、大きく切開しなくてもいいので、早い人は4日ぐらいで退院できると言われました。
ーーーええ!すごい。手術は何時間ぐらいかかりましたか?
甲谷さん
午前9時ぐらいに手術室に入って、麻酔で寝て、気がついたら午後1時か2時くらいだったかな。ICUで目が覚めたら奥さんがいて......とにかく前日からほとんどご飯を食べていなかったので、第一声が「腹減った」。
ーーー朝9時からお昼過ぎ......そんなに短い時間で終わるんですね。お仕事にはどれぐらいで復帰されましたか?
甲谷さん
手術をしたのが7月12日です。その後7月19日には退院し、翌週からリモート会議に参加。出社できたのは7月29日ごろです。手帳によると8月6日から外部の方と飲み始めてますね(笑)。
ーーーちょっと想像していた「がん」の手術とはだいぶイメージがちがいます。
甲谷さん
あの、私もイメージがちがうと思いました(笑)。
「アミノインデックス®」のランク評価とは?
ーーー安東さんに伺います。今回、甲谷さんは「肺がん」がランクCだったということですが、それは血液中のアミノ酸のバランスによってわかったということですか?
安東さん
そうですね。これは胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮・卵巣がん、前立腺がんの患者さんの血液中のアミノ酸濃度バランスのデータです。健康な方に比べてご覧のような変化をしていきます。
安東さん
全部で19個のアミノ酸を測定しているんですが、そのなかで変化の特徴を示す6個のアミノ酸を選んできて、統計解析によって「がん」の方のアミノ酸濃度バランスにどの程度近いかを求める判別式というのを出すんですね。
ーーーなるほど。
安東さん
ざっくりいうと、ランクCになると一般の方に比べて10倍ぐらいの「リスク」があるということです。がん種によって違いがあるんですけれども、だいたい10倍ぐらいと思っていただいて。だからといって「がん」であるというわけではないんですけど。
ーーー甲谷さんも10年前に「大腸がん」のランクCでしたが、「がん」ではなかったですよね。
安東さん
一般の方を無作為に検査すると「がん」の方って大体1000人に1人ぐらいなんですね。つまり「リスクが10倍」と言っても100人に1人ということです。とはいえリスクが高いので、これをきっかけに精密検査を検討していただけたらと思います。そういう意味で「アミノインデックス®」はリスク検査であるというふうに申し上げているわけですね。
ーーーランクCが出たら、落ち着いて、前向きに検査しましょうということですね。
安東さん
甲谷さんも1度目のランクCが出たことをきっかけに意識が変わりましたよね。検診をちゃんと受けよう、生活を少し見直そうというきっかけになるという点が、この検査の大きな意味だと思っています。
ーーー私も夫婦で「アミノインデックス®」の検査をしまして、夫が「肺がん」のランクBでした。
安東さん
ランクBは、がんのリスクが普通の人よりも1.3倍から2.1倍ぐらい高いんです。ランクCの人が10倍。そしてランクAの人は0.3から0.7倍ぐらいです。ただ、低いんですけども可能性はゼロではありません。
自分が「がん」だと分かることが「怖い」?
ーーー甲谷さん、今回「肺がん」の告知のあと、頭のなかが真っ白になったとのことですが、どうやって気持ちを切り替えましたか?
甲谷さん
しばらく頭が真っ白になって、でも全部とらえ方を変えて、これはチャンスだ、とっととやっつけちゃおうっていう。早く見つかったんだから、これも意味があるんだと思って。とまどっている場合じゃねえなという感じだったんですよね。
ーーーポジティブに切り替えたんですね。
甲谷さん
切ればいいんだと。ただ、そのポイントは早めに見つけることができたからだと思いますね。
ーーー早期発見が大事だとわかっているけども、なかなか「アミノインデックス®」の検査を受けるのに抵抗があるという方も多いと思います。安東さん、どうですか?
安東さん
一般的に、がん検診を受けない理由の上位には、「がん」だとわかることが「怖い」という理由が入っています。
いまは、まだまだ「がん」は死に直結しているというイメージがすごく強いんです。私は市民講座やあちこちで、「がん」は早期で見つかると90%ぐらい治るんですよということを伝えています。
ーーーやはり世間一般の「怖い」という意識は強いかもしれないですね。
安東さん
それはそうですよ。がん検診受診率というのが厚生労働省の目標60%になっているんですけど、なかなか達成できていません。会社で検診を受ける機会がない方や、家事や育児などで忙しく、ついつい自分のことを後回しにしている方も多いかと思いますので、1回の採血で済む「アミノインデックス®」を受けていただくといいなと思っているんですけどね。
「大切なのは自分の体と向き合うこと」
ーーー最後になりますが、「アミノインデックス®」によって初期の「がん」リスクが見つかり、その半年後に完治した甲谷さんから読者の皆さんにメッセージをいただけますか?
甲谷さん
自分の健康は自分で守らないといけません。誰かがやってくれるわけじゃないので、体から発するシグナルを、ちゃんとキャッチする必要があります。それが最初の一歩。
体から発するシグナルをキャッチしたら、「怖い」と言って逃げるんじゃなく、向き合うことがすごく重要だと思います。また、何かしら兆候が出たらすぐに動いて、逆に不安を払拭する行動をした方がいいと思いますね。
甲谷さん
検査して何もなければハッピーだし、何かあるんだったら、それに手を打つだけです。私の場合、早期だったので抗がん剤はいらないって先生がはっきり言ったんですよ。すぐに排除できて、98.5%、再発しないと言われている。これはうれしかったですよ。
ーーー安東さんからお話いただきましたけど、「がん」は早期発見すれば治るんだ、ということですよね。
安東さん
はい。それが一番伝えたいことです。「アミノインデックス®」もそうですが、がん検診は1年もしくは2年に1回の正しい頻度で受けましょうということですね。
「アミノインデックス®」は、一回5ml採血するだけで「がん」については男性5種、女性は6種のがん種のリスクが同時に可視化されます。また生活習慣病リスクもわかるので、体全体のいろいろな疾病リスクに気づくことができる。発見するというよりは「気づく」ことができて、そこで次の手立てを打つというのがこの検査の目的です。人生を豊かに生きていくうえで、その気づきの意味は十分にあると思いますので、ぜひ検査を受けていただきたいと思います。
甲谷さん
私が代表をつとめる味の素ヘルシーサプライ社で扱う技術も「アミノインデックス®」も、アミノサイエンス®によるものです。アミノ酸の可能性は、ほかにもまだ調べきれていないものも含めてたくさんありますから、可能性しかないなって思っています。アミノ酸の力によって、というのは大げさかもしれないですが、今回のことを体験して「人生すべて可能性しかない」と思っています。
味の素ヘルシーサプライ株式会社とは?
ーーー甲谷さんが社長をつとめる、味の素ヘルシーサプライ株式会社とはどんな会社ですか?
甲谷さん
味の素ヘルシーサプライ株式会社は、味の素社のアミノ酸関連のBtoBビジネスを行う会社です。アミノ酸技術や製品の販売部門として、日本および一部の東アジアのお客さまを担当しています。また、医薬用のアミノ酸からアミノ酸の技術を使った製造委託、原薬の製造委託、医療用培地なども請け負っています。さらに、化粧品素材の開発やOEM、アミノ酸の技術から生まれた肥料や飼料なども扱っています。
じつはこれまでに「ストーリー」で取材したテーマに関する製品を多く扱っている会社です。「とにかくこの会社はめちゃめちゃおもしろい。アミノ酸の可能性ってまだまだたくさんあるし、可能性しかない」と甲谷さんが語るように、あらゆる分野のアミノサイエンス®の事業を担当しています。
甲谷 真人
味の素ヘルシーサプライ株式会社 代表取締役社長
1988年(昭和63年)味の素社に入社、営業部門、冷凍食品の開発マーケティング、人事を経て、タイでの海外勤務も経験。2012年(平成24年)から「アミノバイタル事業部」に異動、マーケティング責任者、事業部長を務め、2019年(平成31年)から味の素グループの味の素ヘルシーサプライ株式会社の社長に就任。
安東 敏彦
味の素株式会社 アミノインデックス事業部® 理学博士
1981年味の素社に入社。分析研究所、研究開発戦略部を経て、2006年以降ライフサイエンス研究所でアミノ酸インフォマティックス研究に従事。2008年からHI班(ヘルスインフォマティック班)に所属し、アミノインデックス®の臨床研究開発を行う。2011年アミノインデックス®のリリース後、アミノインデックス®学術担当として現在に至る。
2025年2月の情報をもとに掲載しています。
<用語解説>
リスクスクリーニング検査
リスクスクリーニング検査とは、なにも症状がない方に対して、「がん」などの病気の罹患や将来、発症するリスクを検出するための検査です。