食と健康

世界初、アミノ酸がガンのリスクを評価

世界初、アミノ酸がガンのリスクを評価

「血液中のアミノ酸濃度のバランスの変動を見ることで、バイオマーカー※になるのではないか?」(※バイオマーカー:病気の変化や治療に対する反応に相関し、指標となるもの)
味の素グループのそのような発想から、世界初となる、血中アミノ酸のバランスで健康状態や病気のリスクを解析するサービス「アミノインデックス®」の開発が始まりました。

日本のがん検診の受診率は、米国・英国に比べて低い傾向にあります。
とくに女性の子宮頸癌の受診率は、米国・英国が80%程度であるのに対して、日本は15%程度。その背景には、時間がない、手間がかかるといった意識があると考えられています。しかも、これまでの画像診断や腫瘍マーカー等によるがん検診では、ある程度、腫瘍が大きくなってから初めて診断が可能であったり、1回の検診では原則ひとつのがんについてしか診ることができなかったりといった制約が。がんを早期に発見し、リスクから命を守るために求められるのは、より簡単な検査によって精度の高い検診を効率よく受診できるようにすること。味の素グループの「アミノインデックス®がんリスクスクリーニング」は、その課題への一つの回答です。

「アミノインデックス®がんリスクスクリーニング」では、わずか5mLの採血で、一度に複数のがん種の現在がんであるリスクを評価。現在では、日本国内956施設もの医療機関で実施されています(2015年7月時点)。今後、日本国内においては年間で数10万人の検査を手掛けることを目標としており、また海外での事業展開に向けてのステップを進めています。

「アミノインデックス®」はがんだけでなく、メタボリックシンドロームや、糖尿病、脂肪肝などの生活習慣病のリスクについても評価する技術を確立しつつあります。味の素グループは、これからもより多くの人が、病気を未然に防げるように、より健康的な生活ができるように、さらなる可能性の扉を開いていきます。

2019年4月の情報をもとに掲載しています。

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