食と健康

「1回の採血」でがんや生活習慣病のリスクがわかる!
「アミノインデックス®」をおすすめする理由

がんは早期発見が大事だし、定期的な検診が必要だとわかっているけれど、検査自体が怖いし時間もかかって面倒…と、ついつい優先度を低くしている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、近年ではがん検診のほかに、尿や血液で手軽に評価してもらえるリスクスクリーニング検査が増えています。

なかでも、味の素社では、長年のアミノ酸研究から培った「アミノサイエンス®」を活用して、がんや生活習慣病のリスクがわかるサービスを提供しています。

リスクスクリーニング検査をもっと気軽に

「リスクスクリーニング検査」という言葉をご存知でしょうか?

これは、なにも症状がない方に対して、その病気の罹患や将来、発症するリスクを検出するための検査です。

味の素社が提供する「アミノインデックス®」は、このリスクスクリーニング検査の1つで、無症状の方が1回の採血を行うことで、複数のがんの可能性や生活習慣病のリスクをチェックすることができるサービスです。

リスクスクリーニング検査の中には「がんのリスクの有無」しか評価できないものもありますが、「アミノインデックス®」では、どの部位のがんの可能性が高いのか、またどんな生活習慣病の将来の発症リスクが高いのかまで評価することが可能です。

検査方法はとてもシンプル。採用している医療機関にて、1回で5ml程度の採血をするだけで終わりです。

受診後、約2週間ほどで検査結果が届きます。結果報告だけでなく、将来の生活習慣病の発症リスクに関しては、検査結果に応じて生活するうえで気をつけるべきことなどの具体的なアドバイスが受けられるサービスも充実しています。

健康診断や人間ドックのオプション検査として追加することができるので、忙しくてゆっくり時間が取れない方にもおすすめです。

血液中のアミノ酸濃度でがんの可能性がわかる?

「血液中のアミノ酸濃度のバランスの変動を見ることで、バイオマーカーになるのではないか?」

このような発想から、味の素グループでは血液中アミノ酸のバランスで健康状態や病気のリスクを解析するサービス「アミノインデックス®」の開発が始まりました。

※バイオマーカー:病気の変化や治療に対する反応に相関し、指標となるもの

上の図は血液中のアミノ酸濃度バランスを示したグラフです。健康な方の血液中のアミノ酸濃度は、それぞれ一定に保たれるようにコントロールされています。しかし、さまざまな疾病になると、血液中のアミノ酸濃度のバランスが変化することがわかっています。

さまざまな疾病リスクを一度に評価する「アミノインデックス®」

味の素社では2005年(平成17年)以降、日本において検診受診率の低さが課題となっていた「がん」から臨床開発を行い、2011年(平成23年)にはがんのリスクスクリーニング検査である「アミノインデックス®がんリスクスクリーニング (AICS®)」としてサービス提供を開始しました。

「アミノインデックス®がんリスクスクリーニング (AICS®)」では、現在がんである可能性を評価します。

男性AICSは、胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がんの5種類。女性AICSは、胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮・卵巣がんの6種類が対象となっています。

その後、2017年(平成29年)にはがんの他に、糖尿病などの生活習慣病の評価をする「アミノインデックス®生活習慣病リスクスクリーニング(AILS®)」を追加して、「アミノインデックス®リスクスクリーニング(AIRS®)」としてサービスを拡充。これまで50万人以上の方に受診いただいています。

「アミノインデックス®生活習慣病リスクスクリーニング(AILS®)」では、10年以内の脳卒中・心筋梗塞発症リスク、4年以内の糖尿病発症リスクの他、たんぱく質のもとになるアミノ酸レベルや認知機能が低下している可能性を評価する項目があります。

なおこれらの検査は、疾病に罹患している可能性や将来発症するリスクを知り、早期発見・予防につなげることを目的とした「リスクスクリーニング検査」です。
リスクスクリーニング検査によって、食事や運動などの生活改善を行う、あるいは精密検査による診断検査を行うことにつながります。

「aminoステップ®」との連動で生活改善へ

また、「アミノインデックス®」は、2021年(令和3年)に検査にとどまらないサービスを目指し、受診後の生活習慣改善をサポートするアプリ「aminoステップ®」を公開しました。

気軽に継続できることをコンセプトに、歩くのが楽しくなる「世界の食文化をめぐるウォークラリー」や、毎月1週間、1日10秒で食事チェックを行う「かんたん食事ログ」などの機能を開発。サービススタートからわずか2年で10万人以上がダウンロードしました。

手軽に続けられることが魅力の「かんたん食事ログ」は、この機能利用者の75%が3か月以上継続利用し、約3人に1人が3か月以内に食生活を改善する傾向も見られています。

「かんたん食事ログ」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

検査結果とアプリで生活改善を後押し

2023年(令和5年)、受診後のさらなる継続的生活改善サポートのため「aminoステップ®」に、新機能として「生活改善plus®」を追加しました。

「アミノインデックス®」の受診結果をアプリ内に登録すると受診結果をもとに、食事・運動・睡眠の3テーマから 構成される生活改善行動リストを "ミッション"として配信し、行動の達成度をチャート式でわかりやすく評価します。

ユーザーの行動継続を心理的に後押しするナッジの要素も多数取り入れ、受診者の生活改善行動のスタートと継続をしっかりサポートします。

「アミノインデックス®」は、病院・クリニックに直接申し込むか、企業の健康診断などで受けることができます。

検査に関してさらに詳しく知りたい、お近くの受診可能な医療機関を探したい場合は、こちらの「アミノインデックス®」の公式ページや医療機関の検索サービスへお進み下さい。

「アミノインデックス®」は、これからも多くの人々の健康な生活の実現に貢献するため、未病段階における統合的な食と健康のソリューションサービスへのさらなる進化を目指します。

2024年4月の情報をもとに掲載しています。

味の素グループは、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献します

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アミノサイエンス®で人・社会・地球の

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