食と健康

無理なく続けられるアプリで健康な生活を!
生活改善サポートアプリ「aminoステップ」とは?

2021年(令和3年)4月、味の素社がMediplat社と共同で開発した生活改善サポートアプリ「aminoステップ」のサービスが開始しました。
スマートフォンに歩数計アプリを入れてみたものの、気づけば何日もアプリを開いていなかった、なんてことはありませんか?習慣的に健康アプリを使いこなすのはなかなか大変ですよね。
「aminoステップ」もよくある歩数計アプリかと思いきや、じつはユーザーの生活習慣を無理なく変えていく仕掛けが施されているのです。
今回は、「aminoステップ」の楽しみ方やアプリ開発に至るまでのお話を、味の素社アミノインデックス事業部の倉本昌幸氏に聞きました。

生活改善サポートアプリのハードルを下げたい!

「今日から健康ステップアップ」
そんなキャッチコピーとともにあるスマートフォン用アプリがリリースされました。味の素社が開発した「aminoステップ」です。

いわゆる"歩数計アプリ"の一種ですが、他のアプリとは一味違うようです。

いちばんの特徴は、機能のシンプルさ。おもな機能は、

1. 一日の歩数とその消費カロリーの記録

2. 歩行距離を記録する「ウォークラリー」

3. 健康改善に関するクイズが楽しめる「ミッション」

たったこれだけというシンプルさです。

医師にチャットで相談ができる「健康相談」機能もありますが、こちらは有料会員または「アミノインデックス」の検査結果を登録された方向け。多機能を売りにするアプリが多いなかで「aminoステップ」は、機能を最小限にしていったのです。

「とにかく生活改善アプリのハードルを下げたかった」。そう話すのは、アミノインデックス事業部の倉本昌幸氏。「aminoステップ」の開発には、企画立ち上げから携わっています。

「生活改善アプリは世にあふれていますが、ユーザーの生活習慣を本当に変えられるアプリがどれだけあるか......。アプリを毎日開いてもらうことすら難しいんです。本気度の高い多機能アプリよりも気軽に使える単機能アプリを。それが「aminoステップ」の出発点になっています」

「健康」に関心がなかった人も続けたくなる仕掛けとは?

毎日アプリを開くのが楽しみになるように、アプリの柱になる「ウォークラリー」では6000歩、12000歩、18000歩......と、累計歩数が一定基準に達すると世界の食文化にまつわる雑学が飛び出す仕掛けになっています。30000歩に到達すると、別の国に移動して画面が変わるので、その変化が楽しみになります。変化があるので飽きずに続けられるんです。

アプリを使い続けるユーザーにマイル(※)が加算されていくのも「aminoステップ」の魅力です。ウォークラリーをしたり、ミッションのクイズにチャレンジしたり楽しめます。
さらに、ユーザーがなにかアクションを起こすとマイル(※「aminoステップ」内で取得できるポイント)が少しずつ貯まっていき、2500マイルにつき500円相当のamazonギフト券と交換できます。

"ごほうび"がもらえると俄然やる気が出てくるというもの。「今日は一駅分歩いて帰ろうか」と思うユーザーも少なくないでしょう。

「健康を気づかっている方には、こちらからアプローチしなくてもアプリを使っていただけるんです。しかし、「aminoステップ」がターゲットにしているのは、健康面で大きな悩みがない方たち。生活改善を訴求するよりも、ゲーム感覚で遊べてインセンティブをもらえる方がふりむいてくれると考えたのです。このあたりは開発パートナーのMediplat社の知見・ノウハウを活かしたポイントです」

味の素社のコーポレートキャラクターであるアジパンダ®もいたるところに登場しており、アプリにログインしたら「来てくれてありがとう!」のメッセージが表示されます。

なんだか、アジパンダ®といっしょにウォーキングしている気になって、毎日会いたくなってしまうかもしれません。

「じつは、可愛らしいキャラが案内してくれるアプリって意外と少ないんですよ。アジパンダ®に会いに来たいと思う方が増えるといいなと思っています」

当事者目線から生まれた"ゆるさ"の理由

なにを隠そう、倉本氏自身も生活改善アプリを使って健康を手に入れたひとり。ダイエットにチャレンジして10キロの減量に成功したそうです。

「ピーク時は80キロ近くありましたよ。毎日体重を記録しながら、食生活を改めて運動もするようになったら半年ほどで効果が現れはじめました」

自身が当事者であったからこそ、アプリを使い続ける難しさを知っているんですね。

アミノインデックス事業部 倉本 昌幸
※取材はオンラインで行われました。

「実際のところ、食事や体重を毎日メモするのって結構しんどい。アプリの開発にあたっては、まずはそのハードルから取り払わなくては、と考えました」

リリース後の、ユーザーの反響も気になるところですが......。

「達成目標が厳しくないので続けやすい、とご好評いただいています。たとえば、ウォークラリーの達成目標が6000歩に設定されていたとしても、数日かけてクリアすればOK。ラリーの内容に海外の食文化も絡んでくるので、海外旅行をプレゼントしてほしいという声も(笑)。こういった雰囲気なら、生活改善アプリで挫折した方にも試してもらえるのではないでしょうか」

アプリの特長は、愛嬌たっぷりのアジパンダ®、無理のない範囲でチャレンジできる目標設定、さらにはインセンティブ。当事者目線から生まれた「aminoステップ」は、独自の"ゆるさ"でユーザーに寄り添い、生活改善の第一歩を後押ししてくれるアプリですね。

「アミノインデックス」との連携でアプリが本領を発揮!

最低限の機能を備えてスタートした「aminoステップ」。味の素社は利用するユーザーの意識を「健康」へと導いて、「アミノインデックス」とさらに連動させるのが狙いです。

「「アミノインデックス」は、血液中のアミノ酸濃度バランスから三大疾病(がん、脳卒中・心筋梗塞)や認知機能低下、糖尿病などのリスクを評価し、その結果に基づき生活習慣に起因する疾病の発見や予防の機会創出をサポートし、健康寿命の延伸に貢献するサービスです。「aminoステップ」と連動させれば、「アミノインデックス」の検査結果を登録・閲覧できます。結果に合わせた生活改善ガイドの閲覧も可能です」

これにより「aminoステップ」が本領を発揮します。味の素社が掲げているミッション「アミノ酸のはたらきで、世界の健康寿命を延ばすことに貢献」へと通じます。

「生活習慣改善は、食事・運動・睡眠が非常に重要なパートになります。これらは、食と健康のソリューションを生み出してきた味の素社が長年取り組んできた領域。まだ手さぐりの状態ではありますが「aminoステップ」を通じて、その一端を担っていきたいです」

「食と健康の課題解決企業」をめざす味の素社の取り組みを今後もレポートしていきたいと思います。

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2021年9月の情報をもとに掲載しています。

食と美容

アラサーは健康の曲がり角! セルフケアで健康課題を乗り越えよう!

20代のころまでは、とくに気にしていなかった健康診断。30代になり、次第に気になる判定が出てきた方も多いのではないでしょうか?
なかなか解消できない疲れやだるさ。ちょっとした運動でも襲ってくる筋肉痛。体重は変わってないはずなのに、なんだか服がきつくなってきた……?なんてことが気になりませんか?
それもそのはず。骨量や筋肉量がピークを過ぎる30代から、多くの不調が現れはじめると言われています。
各年代で起こりやすい不調や、その予防策についてご紹介します。

若くても要注意!ライフステージごとに増えていく健康課題

健康課題は、年代によってそれぞれ異なります。
10代でもっとも大切なのは、「早寝早起き朝ごはん」を基本とした規則正しい生活習慣づくり。
朝食をしっかり摂ることで、1日のスタートを切るエネルギーをチャージすることができます。
朝食を毎日食べている子どもの方が、学力が高く、体力があることもわかっています。

20~30代になると、やせすぎ、太りすぎ、飲酒や喫煙による問題、運動不足......など、
さまざまな健康課題が出てきて、健康診断でドキッとする結果が出ることもあります。
若い頃は、夜ふかしや飲みすぎもあまり気にせず過ごせていたかもしれませんが、この年代になるとそうはいきません。乱れた食生活も、運動不足も、身体の変化として感じるようになってくるはずです。

また、骨量と筋肉量のピークは20~30代。その後下降の一途をたどります。
骨量が減り、骨折しやすくなる病気を骨粗しょう症といいます。年齢とともに背中が曲がったり、身長が縮む、背中や腰に激しい痛みが生じるなど、いろいろな症状がみられる病気です。50代以降に多いとされていますが、栄養や運動不足の若い女性に発症することもあるのです。

骨粗しょう症発症のリスクを下げるために、この時期に、できるだけ骨量を上げておくことが大切です。
骨や筋肉は、適度な運動で刺激を与え、適切な栄養を摂取することで、強く丈夫に維持されます。
さまざまな健康課題を予防するためにも、この時期の食生活と運動習慣はとても大切です。

20代~30代のツケ!?若い頃の食生活がカギに

40~50代になると、さらに生活習慣の乱れが不調となって現れやすくなってきます。
20~30代で乱れた食生活をしてきた方は、メタボリックシンドロームに要注意。
40代の男性の1/3、女性の1/5が肥満であることがわかっています。
メタボリックシンドロームは、糖尿病や高血圧症、脂質異常症、虚血性心疾患などの生活習慣病を引き起こします。

60代以降になると、ロコモティブシンドロームの予防が重要と言われています。
年齢とともに食が細くなることで、たんぱく質の摂取量が減少します。
また、運動量も減ることで、筋肉量が低下してしまいます。
20代、30代の食生活、運動習慣が、その後の"健康生活"のカギに。
年代ごとの健康課題をクリアするためにも、今こそ生活習慣を見直してみませんか?

セルフケアで、各世代の健康課題を乗り越えよう!

各世代によって大きく異なる健康課題。
ライフステージごとの健康課題をしっかりと理解することで、正しいセルフケアを行うことができるはずです。

味の素社では、あらゆる方々が健康維持に役立てられるサイトを運営しています。

さらに、栄養士向けのサイトでは、若い女性の食事や低栄養についての記事を掲載しています。ぜひチェックしてみてください。

味の素社が取り組む社員の健康サポート

最後に、味の素社が行っている、社員とその家族に対する健康づくりのサポートをご紹介します。

近年とくに力を入れているのは、社員たちの健康セルフケアのサポートです。
味の素社では社員に対して、「My Health」という健康データベースを提供。社員たちは、健康診断の結果、就労状況、生活習慣の確認をすることができます。

さらに、日々の食生活や運動量、睡眠時間、気分の記録を行うアプリサービスも。

そのほか、女性の健康支援も強化。
婦人科系がんの検診受診率の向上に取り組み、「働く女性の健康セミナー」を開催しています。

味の素社が創業時から掲げている志は、「おいしく食べて健康づくり」。
社員の健康は、会社にとって、もっとも大切な基盤なのです。

2020年9月の情報をもとに掲載しています。

食と健康

世界初、アミノ酸がガンのリスクを評価

「血液中のアミノ酸濃度のバランスの変動を見ることで、バイオマーカー※になるのではないか?」(※バイオマーカー:病気の変化や治療に対する反応に相関し、指標となるもの)
味の素グループのそのような発想から、世界初となる、血中アミノ酸のバランスで健康状態や病気のリスクを解析するサービス「アミノインデックス®」の開発が始まりました。

日本のがん検診の受診率は、米国・英国に比べて低い傾向にあります。
とくに女性の子宮頸癌の受診率は、米国・英国が80%程度であるのに対して、日本は15%程度。その背景には、時間がない、手間がかかるといった意識があると考えられています。しかも、これまでの画像診断や腫瘍マーカー等によるがん検診では、ある程度、腫瘍が大きくなってから初めて診断が可能であったり、1回の検診では原則ひとつのがんについてしか診ることができなかったりといった制約が。がんを早期に発見し、リスクから命を守るために求められるのは、より簡単な検査によって精度の高い検診を効率よく受診できるようにすること。味の素グループの「アミノインデックス®がんリスクスクリーニング」は、その課題への一つの回答です。

「アミノインデックス®がんリスクスクリーニング」では、わずか5mLの採血で、一度に複数のがん種の現在がんであるリスクを評価。現在では、日本国内956施設もの医療機関で実施されています(2015年7月時点)。今後、日本国内においては年間で数10万人の検査を手掛けることを目標としており、また海外での事業展開に向けてのステップを進めています。

「アミノインデックス®」はがんだけでなく、メタボリックシンドロームや、糖尿病、脂肪肝などの生活習慣病のリスクについても評価する技術を確立しつつあります。味の素グループは、これからもより多くの人が、病気を未然に防げるように、より健康的な生活ができるように、さらなる可能性の扉を開いていきます。

2019年4月の情報をもとに掲載しています。

食と健康

血糖ケアのために糖質について知ろう!

ダイエットを始め、何かと話題にされる糖質。健康診断などでチェックされる血糖値は、この糖質と深い関わりがあります。

食事でとった糖質は消化吸収の過程でブドウ糖となり、小腸の血管から吸収され全身に送られます。この血液中のブドウ糖のことを「血糖」、そのブドウ糖の濃度を「血糖値」と呼びます。
健康な状態では、血糖値が上がると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されて血糖値を下げるなどコントロールされています。ところが、このインスリンの分泌が悪いと血糖値の高い状態が続き、やがて糖尿病になる可能性が。血糖値が高めの人は、糖尿病の予防のためにも、血糖値を上げにくい食事を取り入れましょう。

血糖値を上げやすい食品は、ご飯やパンなどの主食、イモ類やトウモロコシ、砂糖を大量に含むお菓子類や清涼飲料水など。主食の中でも、白米や、小麦粉で作られているパンやパスタ、うどんなどは、食物繊維が少なく、血糖値を上げやすい傾向に。一方、玄米、全粒粉パン、十割そば、全粒パスタなど精製度が低いものは食物繊維が多く、血糖値を上げにくい傾向があります。

また、糖質の少ない食品には、肉類、魚介類、卵、大豆・大豆製品、野菜類、キノコ類、海藻類があげられます。

糖質の少ない食材を主菜や副菜に取り入れることで、血糖値の上昇をゆるやかにすることができるので、上手に活用しましょう。
「レシピ大百科」では、そのような糖質の少ない食材を使ったレシピを紹介しています。
さらに、食べる順番や食べ方でも血糖値は変化。
詳しくは、こちらのサイトでチェックしてみてください。

2019年5月の情報をもとに掲載しています。