仕事が終わってからの限られた時間で、家族の食事の支度は一苦労ですよね。
中でも一番大変なのが、「献立づくり」だと言われています。
家にある食材で簡単につくれて、家族の好みや栄養バランスを満たしていて、マンネリ感がなくて……。考えることが多く、かといって、家族に「なにが食べたい?」と聞いても、「なんでもいいよ」という返事にイライラしてしまいがち。
そんな献立づくりの悩みをまるっと解決してくれるのが、味の素社の献立提案webサービス「未来献立®」です。なんでも、AIが各家庭の好みと栄養バランスのどちらも叶えた献立を提案してくれるのだそう。
今回はそんなサービスにぴったりの、共働き子育てライターさんに取材を依頼したところ、なんとAIはもとよりデジタルは大の苦手。スマホはLINEと地図アプリくらいしか使っていない。レシピ検索よりも料理本を見るほうが好きと言うではありませんか……!
そんな「非IT系ワーママ」のライターあずみさん、「未来献立®」の魅力を十分に伝えてくれるのでしょうか!?
「未来献立®」はストレスフルな献立づくりの救世主
こんにちは、ライターのあずみです。激務な会社員の夫と超元気な小学一年生の男子と3人で暮らす私が、「今一番の悩みは?」と聞かれたら、「毎日の献立づくり」と即答します。そう、本当に切実なのです。
栄養バランスは心配だけど、ときにはスーパーのお惣菜で済ませたり、子どもにせがまれてファストフードを食べたりすることも......。でも、食べた後は罪悪感が拭えないのも事実。
いかに手を抜きつつ、おいしくて栄養のある食事を楽しむかを日々模索している私にとって、「未来献立®」は「AIが好みと栄養バランスを考慮した献立を提案してくれる」という夢のようなサービス。興味を抱かないはずはありません!ただ......AIってどういうこと...?
2024年(令和6年)3月にリリースされた「未来献立®」は、共働きの子育て世帯が抱える献立の悩みに真正面から向き合うことで生まれたもの。サービスの肝となるのが、"栄養バランスのツジツマをあわせる"という考え方です。
まず、献立をつくりたい日を選択すると、栄養バランスの整った「ゴールデン献立」を最大8日分まとめて提案してくれます。
でも、すべてが計画通りにはいきません。その日の気分や家族の都合、外食で食べ過ぎてしまうことだってある。そんな栄養バランスが気になる日は「ツジツマ献立」の出番!前日に食べたものを登録すると、栄養のツジツマをあわせる献立を新たに提案してくれるのです。
つまり、好きなものを思い切り食べても大丈夫。一食ごとの栄養バランスにとらわれず、翌日以降の食事でバランスをとっていこう、というおおらかな考え方に、凝り固まっていた心が解きほぐされていきます。
自分や家族が気に入った献立を「お気に入り」として登録することで、各家庭の食の好みをAIが学習し、我が家に合った献立が提案されるのもうれしいポイント。なにより、毎日の献立づくりを"AIが担ってくれている"と思うと、肩の荷が降りたような気持ちになれますよね。
まさに、ストレスフルな献立づくりの救世主と言えそうです。
デジタルが苦手でも大丈夫!試してわかった抜群の使いやすさ
レシピ検索を使ったことはあるけれど、新たなサービスを使いこなす自信はない。そんな私にとって、簡単な操作で直感的に使えることはとても重要なポイントです。では、使い方を見ていきましょう。
初期設定
「未来献立®」は無料で利用できるサービス。利用にあたっては、AJINOMOTO IDに新規登録が必要になります。
まずAJINOMOTO IDに登録・ログインすると、「未来献立®」の初期設定がスタートします。
提示される9つの料理の中から「好きな料理」を選択し、次の画面で「苦手な食材」を入力するだけで完了。ここに「嗜好性を特定する」AIの技術が搭載されています。
ホーム画面が表示され、いよいよ利用開始です。
献立の作成
作成できるのは、「ゴールデン献立」と「ツジツマ献立」の二つです。ホーム画面下の「+献立をつくる」を押すと、どちらの献立をつくるか、選択ボタンが表示されます。
ゴールデン献立とは?
「ゴールデン献立」とは、総合的に栄養バランスが整った献立のこと。最大8日分提案してくれます。
「+献立をつくる」から「ゴールデン献立」を押すと、カレンダーが表示されます。献立をつくりたい日を選び、「次へ」をタップし、少し待つと、おすすめの献立が提案されます。
「この献立でOK」をタップすると、献立がホーム画面に反映されます。
ツジツマ献立とは?
「ツジツマ献立」とは、栄養バランスの偏りを翌日の献立で調整してくれる献立のことです。
「+献立をつくる」から「ツジツマ献立」を押し、表示されたカレンダーから献立をつくりたい日を選び、「次へ」をタップ。
次に、前日に食べたものを「食事の傾向(たとえば「塩分が多い」)」または「食べたもの(たとえば「ラーメン」)」から選択し、「ツジツマ献立をつくる」をタップすると、栄養バランスが調整された献立が提案されます。
「この献立でOK」をタップすると、献立がホームに反映されます。
献立をメニューごとに変更することも可能。その際、指定した食材からメニューを検索することもできるので、家にあるものを使い切りたい時に助かります。
わかりやすい画面デザインで、難しい入力や操作は一切なし。新規登録後、はじめての献立作成時には、画面上で操作をナビゲートしてくれるので安心です。
これなら私にも使いこなせそう!なにより、栄養バランス、調理時間、家族の好みなど、同時並行でたくさんのことを考えなければならない献立づくりの悩みを解決し、毎日一人で頑張っている私たち主婦の強い味方となってくれそうです。
こんなにも頼もしい新サービスは、いったいどのようにして生まれたのでしょうか。
ここからは、「未来献立®」の開発を担う、味の素社 コーポレート本部 R&B企画部 CXサービス開発グループの梅津友美江さん、須藤琴音さん、入澤亜実佳さんの3人に、お話を聞いてみましょう。
毎日の悩みから自由に! 楽しく続けられるサービスを目指して
梅津 友美江
R&B企画部 CXサービス開発グループ
プロジェクトの全体統括を担当。二人の子を持つ母
須藤 琴音
R&B企画部 CXサービス開発グループ
2023年4月入社。コミュニティマネージャーを担当
入澤 亜実佳
R&B企画部 CXサービス開発グループ
2024年4月入社。コミュニティの投稿を担当
―――「未来献立®」の開発に至った背景や目的、ターゲットを教えてください。
入澤
近年、レシピや献立を提案してくれるサービスは増えていますが、当社の生活者調査では、今でもなお、共働きで子育てをする主婦の約7割が献立づくりに悩んでいることがわかっています。仕事の休憩時間や通勤時間の多くを献立の検討にあてる方も多く、これほど時間のかかる献立づくりを一人で担うのは負担が大きいと言えます。また栄養バランスは考えるべき要素が多岐にわたり、自己流では不安がある方が多い。こうした切実な困りごとにアプローチしようと開発をスタートしました。
梅津
おもなターゲットは、子育てしながら働く主婦の方です。当社は食品会社ですので、食事づくりを楽しんでほしいという思いが根底にあります。わかりやすく楽しみながら継続できることで、毎日の悩みから解放されるようなサービスを目指しました。
須藤
当社のレシピサイト「AJINOMOTO PARK」には、1万件を超えるレシピデータが蓄積されていますが、これらを十分に活かしきれていないという課題も一方でありました。当社の財産であるレシピを活用して、より多くの方に新しい価値を提供できるサービスをつくりたいという思いも、開発の発端にありました。
―――これらを合わせることで、献立の悩みを解決する"新サービスの開発"につながるわけですね。
梅津
そうなんです。「未来献立®」には、当社の食品研究所が独自に開発した「JANPS®(Japan Nutrient Profiling System)」という、栄養バランスの良い食を評価する新しい手法が使われています。この研究成果を、多くの皆さんに活用していただくことができるツールとしての期待もありました。
わが家の献立の最適解を提案するAIの働きとは?
―――「未来献立®」は、「JANPS®」という手法があってこそ、生まれたサービスなんですね。「JANPS®」とはいったい何なのでしょうか?
須藤
「JANPS®」はひと言で言うと、栄養評価アルゴリズムで、食品中の栄養成分の量を科学的な根拠に基づきスコア化して評価する"ものさし"です。
―――ものさし?基準や指標ということですか?
須藤
はい、栄養バランスを評価するための目安ともいえますね。世界各国で開発が進められているんですが、それらは何十種類もの栄養成分を一つひとつ数値化したような細かいものになっていて、なかなか生活の中で実践するのは難しい。そこで、効率よく、生活者が普段の食事にに取り入れやすいものをつくろうと、日本の食文化や健康課題などを考慮して、塩分、野菜の量、たんぱく質の量、飽和脂肪酸の量という4つの栄養素・食材に絞り込み、「献立やメニューごとに栄養価値を評価できる指標」として開発されました。「未来献立®」のAIによる献立提案には、このロジックが活用されています。
―――ここでAIが登場ですね......!AIは献立づくりをどうサポートしているのでしょうか?
梅津
「未来献立®」には、2種類のAIが搭載されています。一つは、当社のレシピデータと栄養に関する知見、そして「JANPS®」をもとに、栄養バランスとおいしさを両立させた献立をAIが自動で作成する「献立作成エンジン」です。AIスタートアップのLaboro.AIさんと協業で開発したもので、管理栄養士の仕事をAIが代替してくれるようなイメージですね。
―――とってもわかりやすい!なんだかAIが身近に感じられます。
須藤
もう一つが、利用者の食の好みを学習して献立提案に反映する嗜好性AIです。学習の機会は、初期設定時に提示されるメニューの中から好きなものを選ぶことと、家族に好評だった献立を「お気に入り」に登録すること。これによって、この家族はこういう味が合うんだな、とAIが学習して献立の提案に活かしていきます。
―――なるほど!AIが学習するから、使えば使うほど献立が家族の好みにフィットしていくんですね。これほどの技術を駆使したサービスは、どんな体制で開発・運営されているんですか?
須藤
今はおもにR&B企画部の我々3人が担当しています。利用者が直接触れる画面のデザインや操作性などUIの部分は、ウェブ開発企業のビーワークスさんとやりとりしながら進めていて、裏側の基幹システムを動かすAIの部分は、Laboro.AIさんにサポートいただいています。
機能だけでなく、利用者に寄り添った"体験"を提供する
―――レシピや献立提案サービスはたくさんあると思うんですが、一見どれも同じように見えてしまって......。他にはない「未来献立®」ならではの特長はありますか?
梅津
「単品料理」ではなく、栄養バランスが整った「献立」を最大8日分まとめて提案できることと、家族の好みに合った献立を提案できることです。子育て中はどうしてもお子さんの味覚に振り回されますが、せっかくつくるなら「おいしい」と言ってもらいたい、という親御さんの思いは、AIによってすごくフォローできていると思います。
須藤
複数日ぶんの献立をまとめて提案しながらも、メニューなど細かいところは家族の好みや家にある食材などに合わせてカスタマイズできるところも魅力ですね。
梅津
もう一つ大きいのが、「ツジツマあわせ」です。たとえば、前日にラーメンを食べたと入力すると、偏った栄養バランスを整える献立を提案してくれます。これは他のサービスにはない特色ですね。
―――へえ、他のサービスとはひと味もふた味も違うんですね。素朴な疑問ですが、献立作成できるのは、なぜ最大"8日分"なんですか?
梅津
一週間プラス1日。つまり、献立を作成する日と明日からの一週間、合わせて8日分ということですね。
―――なるほど!一度にまとめて献立をつくれるのはありがたいのですが、何日分をつくればよいのか迷ってしまって......。おすすめの使い方はありますか?
須藤
おすすめは、土日など買い物に行く日に合わせて、8日分の献立をまとめてつくっていただくことです。そうすることで、毎日献立を考えるストレスから解放されるといった魅力も感じていただきやすいと思います。
梅津
毎日の献立ごとに使用する食材リストを表示することもできるので、買い物の参考にしてみてくださいね。
―――提案された献立を見ると、全体の調理時間が30分前後と短時間なのも助かります。献立には調理時間も考慮されているんですか?
須藤
はい、もちろんです。揚げ物など手間がかかるメニューは除いたり、調理時間にも制限を設けていて、なるべく毎日つくっていただくことを想定した上で時短になるよう調整しています。
梅津
メニューのつくり方もすごく簡単で、3ステップくらいまでのものがほとんどなんですよ。
―――操作だけでなく、調理まで簡単なんですね! 使ってみて楽しかったのは、献立をワンタッチで「他の献立」とチェンジできるボタン。つい気になって、何度も押してしまいました(笑)。
須藤
押すだけで、クルクルと献立が変わって楽しいですよね。提案された献立が、今の気分じゃなかったり、ちょっと違うなという時は、「他の献立」ボタンが活躍します。お客様からも「ガチャガチャみたいで楽しい」というポジティブな声をいただいています。
―――こういう楽しみがあると、無理なく続けられそうです。献立の作成中、画面上にランダムに表示される1行メッセージがどれも背中を押してくれるような内容で、見ていて前向きな気持ちになれました。
須藤
ありがとうございます! じつはこのメッセージも我々「未来献立®」担当が一つひとつ、少しでも楽しい気持ちになってもらいたいという思いでつくっているんです。
―――単に便利なだけでなく、利用者に寄り添ったサービスですね。
入澤
まさにそこを目指しています。家族の好みや成長をメモできる機能もその一つです。「家族のみんなが完食した!」「苦手なトマトを初めて食べた!」といった日々の食卓の様子を記録することを通して、家族の思い出を残すことができる。そうした体験を提供しているところも強みだと思います。
日常にしっくりなじむのは、生活者の声を反映しているから
―――コミュニティサイトを開設し、参加者のリアルな声を開発に活かしているところも特徴的ですね。
須藤
まず、お客さまの視点を取り入れたサービスにしていきたいという強い思いが発端にありました。その中で、アンケートなどの一方通行な方法ではなく、もっとラフに双方向コミュニケーションで率直な意見をお伺いしようと、開発に協力してくださる方を募り、コミュニティの運営を始めました。今は約200名の方が「開発サポーター」として参加してくださっています。
―――コミュニティはどのように活用されているのでしょうか?
須藤
コミュニティの中では、仕事中の様子からプライベートな食事まで、自分たちのことを赤裸々にお話しするようにしています。こうすることで、この人たちが頑張ってつくっているなら応援しよう、と思っていただけたらうれしいなと思っています。
梅津
中の人が見えることは、いいサービスをつくる上ですごく大事だと考えています。
入澤
それだけでなく、開発に直結するような投稿も積極的に行っています。ここ最近では、画面上にのせる新しいボタンを開発するにあたって、"使いたくなるデザイン"について皆さんの意見を伺い、実装につなげました。
須藤
実際に意見を伺うと、我々開発側が考える使いやすさが、生活者の目線と違っているということがよくあるんです。だから迷ったときは、躊躇せずにコミュニティで意見を聞くようにしています。
―――「未来献立®」の親しみやすさの秘密はそこにあったんですね!
入澤
やはりコミュニティを活用することで、UIやUXに生活者の視点がすごく反映されているのは大きいと思います。
須藤
その一方、参加されている皆さんには、開発の裏側が見えるとともにご自分の意見が実際に形になるところにコミュニティの魅力を感じていただいているのだと思います。開発サポーターは常時募集していますので、ぜひ多くの方にご参加いただきたいです。
献立づくりを「家族ごと」にすることで、心の健康にも寄与したい
―――リリースから現在までの成果、見えてきた課題を教えてください。
梅津
リリースから1年間で登録者数1万人を目標にしていましたが、これを半年で達成できました。その一方で、継続利用率はまだまだかなと思っています。習慣的として週に一回利用し、献立を参考に調理していただけるようなヘビーユーザーを増やしていくことが次の目標です。
―――利用者として、やっぱり気になるのが利用料金です。「未来献立®」は、今後も無料なのでしょうか?
梅津
「未来献立®」は、提案するメニューのレシピやコミュニティの運営も含めて、味の素グループへのエンゲージメントを高めるという役割を担っています。そのため、今後も無料のサービスとして継続していく予定です。
―――ビジネスへの展開はありそうでしょうか?
梅津
当社が培ってきた研究成果やノウハウを活かした「献立作成エンジン」について、「未来献立®」という生活者向けのサービスだけでなく、業務ユーザー向けとして社外にも提供していこうと取り組んでいるところです。たとえば、学校給食や保険などの業界に興味を持っていただいています。
―――「未来献立®」や「献立作成エンジン」が、一人でも多くの方に活用していただけるといいですよね。
梅津
そうですね。このサービスは、献立づくりの負担感を軽減することを通して、生活者のWell-beingに貢献することが一つのテーマです。Well-beingには2つあって、身体と心、どちらも健康であることが大事。「今日の献立どうする?」といった家族の会話が生まれることで、食事の支度を担う方の孤独感が和らぐといいですよね。これからはとくに、献立をつくる方の心の健康にも寄与していきたいです。
2024年(令和6年)10月、カレンダーシェアアプリのTimeTreeとコラボし、「家族と作る献立習慣」をテーマにしたキャンペーンを実施しました。
アプリ内に「未来献立®」のバナーを表示し、タップすると毎週土曜日に「未来献立®会議」という予定が登録され、「未来献立®」のページに誘導されます。
須藤
献立づくりを一人で抱え込むことなく"家族ごと"にすることで、Well-beingの向上に貢献していきたいと思います。
―――まさに、味の素社が掲げる「アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献する」というパーパスとも重なりますね。では2030年頃、このサービスがどうなってほしいと思いますか?
梅津
新規の方にどんどん口コミで登録いただく一方で、習慣的に使っていただくという安定的なサイクルに入っているといいなと思います。
須藤
お客様が自然と集まるようなサービスに育っていくと同時に、「『未来献立®』を使えば献立づくりに悩まなくていい」という世界観を実現できれば、すごく理想的だなと思いますね。
「未来献立®」プロジェクトを通した人財育成
―――この取材を通して、入社2年目と1年目という若手のお二人がメインとなって、新サービスの開発を担っていることに驚きました。
梅津
これは私の裏目標でもあるんですが、新規事業を通した人財育成は、R&B企画部のすごく大事なミッションなんです。二人の今後5年間の成長の軌跡を、これから入社される学生さんやステークホルダーの方々にアピールできるよう、人財育成にも力を注いでいきます。
―――サービスの成長とともに、若手のお二人のさらなる飛躍にも期待しています!
梅津
R&B企画部は自由度が高く常に進化できる環境です。二人は40代女性という現時点での利用マジョリティ層とは違う視点でこのサービスに携わっているので、難しい部分もあるかもしれませんが、"人に広める"という部分での発想力は我々の世代よりも圧倒的に強いです。おそらく5年後には「未来献立®」も大きく変わっているんじゃないかなと思います。
正直なところ、デジタルが大の苦手な私が「未来献立®」を使いこなすには技術的、そして心理的なハードルがかなり高いんじゃないかと思っていたんです。今回お話を伺うまでは......。
でも取材後は、見える世界が180度変わりました!徹底した生活者目線のもと、これほど利用者の"心の健康"にまで細かな配慮がなされているなんて......!使いやすいだけでなく、毎日使いたくなる、そしてサービスの成長を応援したくなる!こんなに温かくポジティブな気持ちにさせてくれる「未来献立®」って、すごいサービスなのかも。
それもこれも、お客さまの声に一つひとつ耳を傾け、改善につなげていく従業員の皆さんの真摯な姿勢があってこそ。私たち利用者にとっての"最良の形"を目指し、飽くなき開発を続ける「未来献立®」のこれからの進化が楽しみでなりません。
梅津 友美江
R&B企画部 CXサービス開発グループ
2000年入社。名古屋支社の業務用調味料営業からキャリアをスタート。長年担当したお客様相談センターでは、「お客様の声」分析担当として、年間約3,000件のデータをまとめて担当部署に伝え、商品・サービスの改善を推進してきた。2022年7月よりR&B企画部で新規事業開発に従事。
プライベートでは、夫・娘・息子・チワワの4人と1匹家族。「転ばないで済むなら転ばない方がいい」が信条で、周りにおせっかいをしがち。人間を含めた動植物を育てるのが大好きで得意。
須藤 琴音
R&B企画部 CXサービス開発グループ
2023年入社。R&B企画部にてリリース目前の「未来献立®」チームに参画し「開発サポーター」と共に"本当に使いやすいサービスづくり"に奔走。「より多くの人を自分の手で幸せにしたい」との思いで日々の業務に取り組んでいます。
休日は謎解きに参加したり、本を読んだり、頭と心を動かすことを意識しています。実家の愛犬2匹が大好き。社会人になって出会いの機会が減ってしまったので、人との繋がりも大切にしたいです。
入澤 亜実佳
R&B企画部 CXサービス開発グループ
2024年入社。「未来献立®」担当として、マーケティング戦略に取り組んでいる。生活者に「刺さる」広告施策やサービスを目指して「未来献立®」と日々向き合う。「食の力で挑戦する人をサポートしたい」という思いで入社を決意しました。
幼少期をアメリカで過ごし、入社前の一年間はスペインへ留学。好きなことは旅行と辛い食べ物。大学では長年続けてきた競泳から飛込競技に転向したが、高い所が苦手。見たことないもの・やったことないことにチャレンジするのが好き。
2024年12月の情報をもとに掲載しています。