活動レポート

合言葉は「TOO GOOD TO WASTE」〜味の素グループが推進するフードロス削減に向けた取り組みとは?

味の素グループは、2022年(令和4年)8月8日、フードロス(食料の損失や廃棄)削減を推進していくためのスローガンとして「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」を発表しました。

今回の記事では、このスローガンに込めた思いと、今後の具体的な取り組みについて紹介します。

「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」とは?

「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」は、味の素グループがフードロス削減の取り組みを今後さらに推進していくために策定したスローガンです。

ところで、英語の授業で「too~to~」の構文を習った記憶はありませんか?日本語に訳すと「~すぎて~できない」という意味です。

たとえば「too tired to walk」なら「疲れすぎて歩けない」、「too beautiful to touch」なら「美しすぎて触れられない」。

今回のスローガンである「TOO GOOD TO WASTE」を直訳すると、「いいものすぎて捨てられない」です。

味の素グループの「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」というスローガンは、今まで無駄にしていた原料・エネルギー・生産工程などを無駄にせず、そればかりか、無駄ではなく、さらに価値のあるものとして考え、「もったいない」から捨てないのではなく、「素晴らしい価値がある」から捨てない。

こういった取り組みや考え方を多くのみなさんに伝えることを目的としています。

「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」の考え方とは

これまでも、味の素グループは食と健康の課題解決企業として、原料・エネルギー・生産工程における無駄を省く取り組みをしてきました。

しかし、単に無駄を省くだけでは、なかなかフードロスの削減は進みません。

「いままで無駄だと思ってきたものを、価値のあるものに変えて、フードロスの削減や地球環境のために役立てる」

こうした積極的な姿勢を表したのが、「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」というスローガンです。

ロゴでは、野菜・肉・魚の捨ててしまいがちなところにこそ価値があるという驚きを、エクスクラメーションマーク(!)をモチーフとしてカラフルにデザインしています。

味の素グループフードロス「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」のスローガンロゴマーク

「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」のステートメントをご紹介します。


ただ、無駄を出さないだけじゃない。
捨てられているものに、新しい価値を見出す。
さらには、手を加えて、価値を高めていく。
どんなものだって「捨てたもんじゃない!」と捉え、
限りある食資源を最大限に活かしきる。
味の素グループは、この考え方を、すべての活動に取り入れていきたいのです。

たとえば、「ほんだし®」の原料であるカツオの中骨や内臓を、
カルシウム強化や魚醤の原料に使ったり。
「味の素®」をつくる際に出る副産物を、
栄養たっぷりの有機肥料として活用したり。
それぞれの家庭から出るフードロスも減らせるように、
レシピの開発や、調味料の研究に取り組んでいく。
長年、食卓を支えてきた味の素グループの技術とアイデアは、
様々な環境問題や社会問題にも役立てられるはず。
合言葉は「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」。
どんな原材料でも、どんな食材でも、端から端まで、使い道があると信じて。
味の素グループは、みんなといっしょに、
おいしい未来へ進んでいきたいと思うのです。

今後、味の素グループは、「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」のスローガンおよびロゴを活用して、限りある食資源を最大限に活かしたフードロス削減の取り組みを進めていきます。

味の素グループのフードロス削減目標

いま世界では、年間約13億tもの食料が廃棄されています(出典:農林水産省「食品ロスの現状を知る」)。これは世界全体で生産される食料の約3分の1に相当します。
これらのフードロスは、原料の生産から家庭での消費に至るまで、フード・サプライチェーンのあらゆる過程で発生しています。

味の素グループのサプライチェーンの流れと工程ごとのフードロス課題の図


そのため味の素グループでは、直接の事業活動(工場での原料受け入れから卸店や小売店などへ商品を納品するまで)だけでなく、フード・サプライチェーン全体でのフードロス削減を目指しています。

具体的には、味の素グループの直接の事業活動で発生するフードロスを2025年度(令和7年度)までに半減*させ、味の素グループが関わるフード・サプライチェーン全体では、2050年度(令和32年度)までに半減*することを目標としています。
*対2018年度(平成30年度)に対して

また、日本のフードロス(事業活動と各家庭で発生するロス)の約半分を占める家庭においても、フードロス削減に取り組んでいくために、2010年度(平成22年度)からは、一般財団法人グリーンクロスジャパンが実施する「みどりの小道」環境日記とコラボし「味の素『食エコKIDs』賞」を実施。未来を担う子どもたちの、身近な食エコ活動を応援しています。

続々と拡がる「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」

今後も「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」の活動は拡大していきます。
現在の取り組みをご紹介します。

まず、味の素グループのオウンドメディア「AJINOMOTO PARK」ではスペシャルサイトを立ち上げました。

フードロス削減につながるレシピやコンテンツを発信し、生活者に直接情報を伝えるオンラインイベントも実施する予定です。また同様の情報を店頭でも訴求していきます。

さらに「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」の活動の一環として、味の素グループは2022年(令和4年度)7月から、「Earth hacks」(https://earthhacks.jp/)にも参画しています。これはZ世代をはじめとする脱炭素に関心がある方向けに、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供する共創型プラットフォームです。

味の素グループでは、さらにたくさんの取り組みを推進し、味の素グループ全体で、限りある食資源を最大限に活かしたフードロス削減の取り組みを進めていきます。

<用語集>

サプライチェーン
サプライチェーンとは、商品や製品が消費者のもとに届くまでの「原材料調達」「生産・製造」「在庫管理」「物流」「販売」「使用(消費)」といった一連の流れのことをいいます。この一連の流れのなかで繰り返される、受発注や入出荷といった取引のサイクルがチェーン(鎖)に見立てられるため、サプライチェーンと呼ばれています。

2022年10月の情報をもとに掲載しています。

味の素グループは、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献します

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