食と健康

【まんが】「ほんだし®」って何からできてるか知ってる?~#コミック味の素G

ちいさな娘さんとパパとママ、ある一家のゆかいなやりとりをまんがでご紹介します。

今回のテーマは「ほんだし®」の原料について。さて、いったいどんなお話なのでしょうか。

作:ぎゅうにゅう(@gyuunyuu_umai)さん

第1話

ある日の夕方、ある一家の娘さんがいい匂いにつられキッチンを訪れます。「いいにおいする~きょうのごはんなあに?」

「!?」その子の目にとびこんできたのは、なんといろいろな野菜の皮などがぎゅうぎゅうに入った鍋です

野菜の皮でいっぱいの鍋をみつけてうろたえる娘ちゃん「きょ、きょうのごはんって・・・おやさいのかわのにもの・・・?」

そんな娘ちゃんにママが微笑みながらこたえます「これはね・・お野菜の皮とかヘタでスープ取ってるんだよ♪」

野菜の皮やヘタでスープを取っているときいて娘ちゃんはママに質問します「すてちゃうのがもったいないから?」

「それもあるけど・・いらない部分なんじゃなくて栄養もあってすっごくおいしいスープが取れて価値があるんだよ。」ママは野菜の皮はヘタでスープを取るにはもったいないこと以外にも理由があるといいます

野菜の皮やヘタでスープを取っているママにパパも思わず感心します「ママすごいね!!サステナブルだねえ」

パパは続けます「ほんだしとかで出汁作るより、ずっとエコだよね~~」その発言にママがきっぱりと否定します「ちがうよっ」

ママが主張します「ほんだしってすっごくエコなんだよっ」

ママはパパに質問します「ほんだしって何からできてるか知ってる?」パパが答えます「えっかつおぶし?」

ママがさらに質問します「そう、そのカツオから出た頭とか内臓ってどうしていると思う?」パパが答えます「それは捨てるんじゃないの?」

ママが「ほんだし®」製造時に出るカツオの頭や内臓の活用方法について答えます「(カツオの頭や内臓は)発酵させて魚醤とかの調味料にしたり有機質肥料とか飼料として使われてるんだよ~~」パパと娘ちゃんが驚きます「おおお」

ママが「ほんだし®」製造時に出る骨や煮汁なども活用されていることを説明します「骨はカルシウム食品の原料に 煮汁は濃縮してカツオエキスに カツオを燻して出た燃えカスは肥料になってるんだよ~~」

ママは続けます「(うま味調味料「味の素®」や「クノール®カップスープ」など)いつも使ってる色んな商品でも原料使い切りに取り組んでるんだよ~」パパが感心します「企業努力だ~」

「私もなるべく食材を使い切る努力をしよう・・・」ママが冷蔵庫をのぞきながら考えているとあることに気づきます「ん?」

「・・・」冷蔵庫のなかから、いつ買ったか忘れた賞味期限切れのドレッシングを発見。その場にたちつくすママ(おわり)

「食品ロス(フードロス)」とは、まだ食べられる状態であるにも関わらず、廃棄されムダになる食料のことです。

日本国内で1年間に廃棄される食料は約522万t。このうち、その半数は家庭から出ていると試算されており、一人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分を捨てている計算になります。

味の素グループではバリューチェーン全体でフードロス削減に向けたさまざまなアクションを展開していて、フードロス削減の取り組みを推進していくためのブランド「捨てたもんじゃない!〜TOO GOOD TO WASTE~™」も立ち上げています。

まんがの中でも話題となりましたが、原料生産の段階の取り組みとして、「ほんだし®」では「カツオ」を余すことなく活かしています。

「ほんだし®」は、原料であるかつお節を、身の部分以外も大切に使っています。取り除いた頭や内臓は発酵させて魚醤などの調味料にするほか、有機質飼料や肥料として活かしています。中骨はカルシウム食品の原料に。かつおの身を煮込んだときの煮汁は、濃縮してかつおエキスや「ほんだし®」に活かされています。

さらに、うま味調味料「味の素®」の製造過程でできる副生物から肥料を生み出す取り組み「バイオサイクル」を行っており、「クノール®カップスープ」においても、原料であるスーパースイートコーンの茎や葉、軸や皮にいたるまでを丸ごとムダなく活かし切ることで持続可能な農業・畜産業の実現にも貢献しています。

味の素グループでは、これからも製造過程から流通、販売、そして家庭での消費に至るまで、フードロス削減に向けた取り組みをすすめていきます。

カツオの収穫から「ほんだし」ができるまで。

2023年11月の情報をもとに掲載しています。

味の素グループは、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献します

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