活動レポート

子どもも大人も夢中になる、味の素グループの「工場見学」に行ってみた

日本国内には、味の素グループの工場が3つあります。そのうち、もっとも古い工場が、神奈川県川崎市の鈴木町に位置する川崎工場です。そこは、京急川崎駅から小島新田駅を結ぶ京急大師線の、鈴木町駅を中心に前後4駅分に渡る広大なエリア。東京ドーム8個分に相当する約10万坪の敷地にあり、「味の素®」や「ほんだし®」「Cook Do®」といった主力製品の製造工場から物流センターまでを備えた、いわば味の素グループの心臓部です。製品の製造・出荷工程はもちろん、さまざまな体験ができる見学コースが、幅広い年齢層に人気です。





鈴木町にある川崎工場は、「味の素®」の製造が開始された1914年から操業。1923年9月1日の関東大震災により一度は全壊したものの、1925年に再建された。

工場見学はシアターでの"うま味体験"からスタート

工場見学は製品ごとに現在3つのコースが設定されていて、いずれも、川崎工場の玄関口に当たる「味の素グループうま味体験館」を起点にスタートします。見学ツアーには一人ずつクルーがついて、要所要所でわかりやすく楽しく解説してくれます。
まず最初は、四方壁面がスクリーンとなったシアターへ。製品の要でもある"うま味"が自然の恵みから作られていること、バランスよく食べることは、体をつくるうえで大切なことなどを、360度の迫力映像で体感できます。

いよいよ工場見学の各コースへ出発

各工場へはコース別に専用バスで移動します。広大な敷地内をのんびりと進みながら、クルーによる歴史や豆知識をふんだんに盛り込んだ解説に耳を傾けていると、すれ違う社員やスタッフたちが笑顔で手を振ってくれました。

「アジパンダ®」と「アジパンナ®」が描かれた可愛いバスにテンションが高まってくる。

「ほんだし®」工場はまるで料亭!その味わい深さをじっくり体感できる

「ほんだし®」工場は、7階建のうち2階と5階が見学エリアとなっています。館内は料亭をイメージして作られ、心地よい薄明かりの照明や、木の温もりを感じられるインテリアなど、心落ち着く空間。ふんわりと漂ってくる芳醇なかつおだしの香りに、日本人に生まれてよかった!と気分もほっこり。
燻(いぶし)分けた3種類のかつお節を運び込むところから始まる製造工程は、粉砕から最終的な製品化まで、その豊かな香りを逃さないよう工夫された環境で進められます。見学半ばでは、本格的なかつお節削りを体験したり、未だ解明されないかつおの生態について知ることのできる興味深い "仕掛け"があったりと、展示も体験も随所に工夫が凝らされています。
コースの最後には「ほんだし®」を使ったメニューを試食してうま味を体験。「ほんだし®」が、火を通さない料理にも使えるという、知る人ぞ知る驚きの味わいを、ぜひここで体験してください。

まるで料亭のような設えの「ほんだし®」工場の玄関。

本枯れ節を使ったかつお節削り体験は、子どもも
安全に体験可能。

小さな「アジパンダ®」瓶入りの「味の素®」を自分で作る

実際の製品づくりの一端を体験できる「親子おしごと体験」では、「味の素®」を小さなアジパンダ®瓶に詰めて、工場見学の記念に持ち帰ることができます。
参加者は全員、白衣、キャップ、マスク、手袋を身につけ、滅菌用のエアシャワーをくぐり、クリーンルームの中で作業を行います。機械に瓶をセットして、機械から出てくる製品をしっかり計量し、包装、検品などを体験することで、清潔と安全を徹底することの大切さや、手軽に買える製品がいかに繊細な工程をたどって届けられているのかを実感できます。
また、UMAMIとはいったい何なのか?を体験できる「UMAMIなるほど講座」もおすすめ。

完璧な装備でクリーンルームへ。「味の素®」は
徹底した衛生管理のもとで作られている。

自分だけの小さな「味の素®」、感動もひとしお。

「UMAMIなるほど講座」の「うま味体験」。お湯に味噌を溶かしただけの"みそ湯"が、ほんの少しの「味の素®」でおいしくなる。

記念撮影に最適な「アジパンダ®」のフォトスポット。

●味の素グループ川崎工場
神奈川県川崎市川崎区鈴木町3番4号
TEL:0120-003-476(月~土曜9:00~16:00)

2022年6月の情報をもとに掲載しています。

味の素グループは、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献します

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