食と健康

受験生に最高のパフォーマンスを! 温活で免疫アップ

冬が深まり、寒さが身に染みる季節がやってきました。
この時季は、受験生にとっては正念場。それまでの努力をどうやって結果に結びつけるか、本番の入学試験に向けて身体の調子も万全に整えたいところです。

そこで注目したいのが「温活」。カラダを内側からあたため、平均体温を上げることでさまざまなメリットがあるといわれています。

今回は、受験生のために役立つ温活テクニックをご紹介します。簡単に試すことができるものも多いので、まずは一つずつ始めてみてはどうでしょうか。

体温アップが学習意欲を高める!?

古くから「冷えは万病のもと」といわれているように、冷えは身体の不調を引き起こす原因になります。

女性はもちろん、男性や子どもでも、冷え症に悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。
冷えからくる血行不良により、むくみや肌荒れ、代謝の低下などを引き起こしてしまいます。

この50年ほどのあいだに、日本人の体温は平均で約1℃下がったことがわかっています。
電車や自動車など交通手段が進歩したために、筋肉量が低下したのが原因ではないかと考えられています。
とくに、本来大人よりも体温が高いはずの子どもにも、低体温化が広がっています。

そこで、近年注目されているのが「温活」です。
あたたかい食事を摂るなどして身体を内側からあたため、平均体温を上げる。これが、「温活」の基本的な考え方です。

体温アップは、受験生の学習意欲にもつながります。

中高生の男子に通学意欲の有無を尋ねた調査では、起床時の体温が標準(36℃台)の生徒のうち「通学意欲がない」と答えた割合が15.9%だったのに対し、低体温傾向(36℃未満)の生徒では約2倍となる30%に上ることがわかりました。
あたたかい朝食をしっかり食べて体温を上げることが、一日の生活や学習に対する意欲に大きな影響を与えることにつながります。

朝食がカギ! 体をあたためる食事をとろう

朝食を食べないことによるデメリットは広く知られるようになり、近年では朝食を摂らない人の割合は減少傾向にあります。
しかし、その一方で、食事の内容が冷たいもの(冷朝食)で済ませることが増えているようです。
冷たい飲食物だけでは、本来の朝食の役割のひとつである体温上昇がうまく行われず、朝から身体を冷やしかねません。

65℃のあたたかいスープを飲むと、足先など身体の末端部分の体温が約2℃上昇し、また全身の体温も約0.1℃上昇することが実験でわかっています。

また、あたたかいスープを飲むと、脳がスッキリし、脳が円滑に働く状態になるという研究結果も出ています。

温朝食に、身体をあたためる効果がある食材を取り入れるのもいいでしょう。

しょうがの辛味成分には、血行促進や弱った胃を元気にしてくれる作用があるといわれています。
れんこん、ごぼう、にんじん、いも類など地下で育つ根菜類は、身体をあたためるパワーがあるとされます。
シナモンは身体をあたためてくれるほか、消化を助け、胃腸の調子を整えてくれるといわれます。

たっぷり野菜のミネストローネ

また、温活と免疫アップにつながる栄養素があります。アミノ酸です。

アミノ酸の一種「アルギニン」を摂取することで、免疫を高める細胞「マクロファージ」の働きが活発になります。
アルギニンには、血管拡張や血流改善の効果もあります。血の巡りがよくなれば、身体もあたたかくなるはず。

免疫アップと温活の両方にメリットがあるアルギニンは、高野豆腐、ごま、くるみ、鶏肉などに多く含まれています。

就寝前の温活が良質な睡眠へ導く

「受験前の追い込みだ、寝る間も惜しんで勉強しよう!」と、睡眠時間を削って勉強に励んでいる受験生も多いのではないでしょうか。
しかし、むやみに睡眠時間を少なくしてしまうと、体調を崩すきっかけにもなりますし、勉強の効率も落ちてしまいます。

短い睡眠時間でも、充実した眠りにつくことができれば、勉強のパフォーマンスも上がるはず。そのためには、どんなことが必要でしょうか。

まず、夜寝る前にスマホなど強い光を浴びないようにしましょう。
スマホの明かりや、コンビニやスーパーなどの強い照明は、眠りを促す「メラトニン」の分泌を抑え、覚醒を促進して快眠を妨げてしまいます。

次に、就寝前に体温を少し上げることが大切です。

わたしたちの身体の深部体温(体の中心の体温)は、朝から夕方にかけて高くなり、夜から朝にかけて下がっていくというリズムがあります。

深部体温の上昇期は眠りにくく、下降期は眠りやすくなります。
とくに、急速に深部体温が下がると深い眠りにつきやすくなることが知られています。

そこで、就寝の3時間ほど前に軽く運動をしたり、就寝の1~2時間前にぬるめのお湯に15分ほどゆっくり入浴をしてみましょう。

眠る時間より前に体温を上げておくと、入眠時の体温の落差が大きくなり、スムーズな寝付きと深い睡眠を得ることができます。

温朝食でやる気アップ。ゆったり入浴で質のよい睡眠。
今日から「温活」で体調管理をして、最高のパフォーマンスにつながるといいですね。

2020年12月の情報をもとに掲載しています。

食と健康

受験生に最高のパフォーマンスを! 温活で免疫アップ

冬が深まり、寒さが身に染みる季節がやってきました。
この時季は、受験生にとっては正念場。それまでの努力をどうやって結果に結びつけるか、本番の入学試験に向けて身体の調子も万全に整えたいところです。

そこで注目したいのが「温活」。カラダを内側からあたため、平均体温を上げることでさまざまなメリットがあるといわれています。

今回は、受験生のために役立つ温活テクニックをご紹介します。簡単に試すことができるものも多いので、まずは一つずつ始めてみてはどうでしょうか。

体温アップが学習意欲を高める!?

古くから「冷えは万病のもと」といわれているように、冷えは身体の不調を引き起こす原因になります。

女性はもちろん、男性や子どもでも、冷え症に悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。
冷えからくる血行不良により、むくみや肌荒れ、代謝の低下などを引き起こしてしまいます。

この50年ほどのあいだに、日本人の体温は平均で約1℃下がったことがわかっています。
電車や自動車など交通手段が進歩したために、筋肉量が低下したのが原因ではないかと考えられています。
とくに、本来大人よりも体温が高いはずの子どもにも、低体温化が広がっています。

そこで、近年注目されているのが「温活」です。
あたたかい食事を摂るなどして身体を内側からあたため、平均体温を上げる。これが、「温活」の基本的な考え方です。

体温アップは、受験生の学習意欲にもつながります。

中高生の男子に通学意欲の有無を尋ねた調査では、起床時の体温が標準(36℃台)の生徒のうち「通学意欲がない」と答えた割合が15.9%だったのに対し、低体温傾向(36℃未満)の生徒では約2倍となる30%に上ることがわかりました。
あたたかい朝食をしっかり食べて体温を上げることが、一日の生活や学習に対する意欲に大きな影響を与えることにつながります。

朝食がカギ! 体をあたためる食事をとろう

朝食を食べないことによるデメリットは広く知られるようになり、近年では朝食を摂らない人の割合は減少傾向にあります。
しかし、その一方で、食事の内容が冷たいもの(冷朝食)で済ませることが増えているようです。
冷たい飲食物だけでは、本来の朝食の役割のひとつである体温上昇がうまく行われず、朝から身体を冷やしかねません。

65℃のあたたかいスープを飲むと、足先など身体の末端部分の体温が約2℃上昇し、また全身の体温も約0.1℃上昇することが実験でわかっています。

また、あたたかいスープを飲むと、脳がスッキリし、脳が円滑に働く状態になるという研究結果も出ています。

温朝食に、身体をあたためる効果がある食材を取り入れるのもいいでしょう。

しょうがの辛味成分には、血行促進や弱った胃を元気にしてくれる作用があるといわれています。
れんこん、ごぼう、にんじん、いも類など地下で育つ根菜類は、身体をあたためるパワーがあるとされます。
シナモンは身体をあたためてくれるほか、消化を助け、胃腸の調子を整えてくれるといわれます。

たっぷり野菜のミネストローネ

また、温活と免疫アップにつながる栄養素があります。アミノ酸です。

アミノ酸の一種「アルギニン」を摂取することで、免疫を高める細胞「マクロファージ」の働きが活発になります。
アルギニンには、血管拡張や血流改善の効果もあります。血の巡りがよくなれば、身体もあたたかくなるはず。

免疫アップと温活の両方にメリットがあるアルギニンは、高野豆腐、ごま、くるみ、鶏肉などに多く含まれています。

就寝前の温活が良質な睡眠へ導く

「受験前の追い込みだ、寝る間も惜しんで勉強しよう!」と、睡眠時間を削って勉強に励んでいる受験生も多いのではないでしょうか。
しかし、むやみに睡眠時間を少なくしてしまうと、体調を崩すきっかけにもなりますし、勉強の効率も落ちてしまいます。

短い睡眠時間でも、充実した眠りにつくことができれば、勉強のパフォーマンスも上がるはず。そのためには、どんなことが必要でしょうか。

まず、夜寝る前にスマホなど強い光を浴びないようにしましょう。
スマホの明かりや、コンビニやスーパーなどの強い照明は、眠りを促す「メラトニン」の分泌を抑え、覚醒を促進して快眠を妨げてしまいます。

次に、就寝前に体温を少し上げることが大切です。

わたしたちの身体の深部体温(体の中心の体温)は、朝から夕方にかけて高くなり、夜から朝にかけて下がっていくというリズムがあります。

深部体温の上昇期は眠りにくく、下降期は眠りやすくなります。
とくに、急速に深部体温が下がると深い眠りにつきやすくなることが知られています。

そこで、就寝の3時間ほど前に軽く運動をしたり、就寝の1~2時間前にぬるめのお湯に15分ほどゆっくり入浴をしてみましょう。

眠る時間より前に体温を上げておくと、入眠時の体温の落差が大きくなり、スムーズな寝付きと深い睡眠を得ることができます。

温朝食でやる気アップ。ゆったり入浴で質のよい睡眠。
今日から「温活」で体調管理をして、最高のパフォーマンスにつながるといいですね。

2020年12月の情報をもとに掲載しています。

食と健康

受験生応援!冬の"体調管理に効く"献立

受験勉強もそろそろ佳境に入るシーズン。睡眠時間を削っても勉強に励む受験生にとっては体調管理こそ合格への第一歩。バランスの良い献立で、ベストなコンディションを整えましょう。風邪などが流行る寒い時期は、たんぱく質をしっかりとり、ビタミンA、C、E、B6を積極的にとることが大切。おすすめの献立を3つご紹介します。

ポイントは、たんぱく質と、ビタミンA、C、E、B6!

受験勉強による疲れやストレス、この時期にかかりやすくなる風邪に負けないからだをつくるには、抵抗力の強化につながるたんぱく質が欠かせません。同時に、たんぱく質の吸収を高めてエネルギーをつくるビタミンB6を積極的にとりましょう。
また、体内で活性酸素の働きを妨げ、免疫細胞の機能低下を食い止める働きをするのが、ビタミンA、C、E。これらをバランスよくとることが肝心です。

たんぱく質たっぷり!「金のスタミナスープ献立」

●トマトえびマヨ丼 + 金のスタミナスープ
いつものエビチリにトマトとブロッコリーを加えてアレンジ。えびにはたんぱく質とビタミンEが豊富。ブロッコリーにはビタミンCが豊富に含まれています。
汁物の「金のスタミナスープ」のスタミナ源は、トロッと半熟に仕上げた卵。中華スープをベースに、卵のたんぱく質と、キャベツやニラ、ビタミンB6を含む豚肉で栄養も満足感もアップ!

パプリカのビタミンB6がポイント!「豚肉と野菜のナポリタン風炒め献立」

●豚肉と野菜のナポリタン風炒め + ポテトサラダ+「具たっぷり味噌汁」なす
たんぱく質を含む豚肉を食欲が進むケチャップでナポリタン風の炒め物に。加えたパプリカはたんぱく質をエネルギーに変えるのを助けるビタミンB6が豊富。サラダのじゃがいもは熱に強いビタミンCを含むのが特徴です。お湯を注ぐだけの手軽なお味噌汁ですが、ナスにはポリフェノール類の一つであるアントシアニンが含まれているので、疲れ目やドライアイの予防にも良さそうです。

たんぱく質とミネラルも豊富にとれる「野菜だし鍋献立」

●お魚で作る「コクうま野菜だし鍋」+さつまいものきんぴら
寒い季節の夕食には、からだが温まるお鍋の献立を。白身魚やえび、豆腐で良質なたんぱく質を補うことができ、ミネラル豊富な野菜もたっぷりとることができます。旬のさつまいもを使ったきんぴらを副菜に。さつまいもには抗酸化作用をもつビタミンC、Eが含まれています。

"勝つ"献立の秘訣は、たんぱく質と野菜と"汁物"です

肉や魚、卵、大豆などからとる良質のたんぱく質、野菜からとるビタミンやミネラルは、日々の食事に欠かせない栄養素。パワーを発揮したい時の献立では、"汁物"をプラスして栄養を補強するのがコツです。
うま味をきかせた汁物は、勉強疲れをほっと癒してくれるもの。からだを芯から温めて胃腸を活発にし、食事の消化吸収力をよくします。さらに、この時期たっぷりとりたい野菜も、汁物でならたくさんとることができる上、肉や魚などのたんぱく質も一緒に入れて具だくさんにすることで、副菜級の一品に。味噌汁、中華スープ、洋風スープという具合に、ベースにするだしを決めたら、あとは冷蔵庫にある食材をお鍋に入れるだけと簡単なのも大きなメリット。
大切な時期は必要な栄養を無理なく取り入れて、体調管理を万全に。

詳しいレシピはこちらからご覧いただけます。

2019年12月の情報をもとに掲載しています。