ポイントは、たんぱく質と、ビタミンA、C、E、B6!
受験勉強による疲れやストレス、この時期にかかりやすくなる風邪に負けないからだをつくるには、抵抗力の強化につながるたんぱく質が欠かせません。同時に、たんぱく質の吸収を高めてエネルギーをつくるビタミンB6を積極的にとりましょう。
また、体内で活性酸素の働きを妨げ、免疫細胞の機能低下を食い止める働きをするのが、ビタミンA、C、E。これらをバランスよくとることが肝心です。
また、風邪予防には、食物の中に含まれる、「シスチン」と「テアニン」というアミノ酸を組み合わせて摂取することをおすすめしています。
こちらの記事では、効率よく、おいしく風邪予防を促すレシピを紹介しています。
たんぱく質たっぷり!「金のスタミナスープ献立」
●トマトえびマヨ丼 + 金のスタミナスープ
いつものエビチリにトマトとブロッコリーを加えてアレンジ。えびにはたんぱく質とビタミンEが豊富。ブロッコリーにはビタミンCが豊富に含まれています。
汁物の「金のスタミナスープ」のスタミナ源は、トロッと半熟に仕上げた卵。中華スープをベースに、卵のたんぱく質と、キャベツやニラ、ビタミンB6を含む豚肉で栄養も満足感もアップ!
パプリカのビタミンB6がポイント!「豚肉と野菜のナポリタン風炒め献立」
●豚肉と野菜のナポリタン風炒め + ポテトサラダ+「具たっぷり味噌汁」なす
たんぱく質を含む豚肉を食欲が進むケチャップでナポリタン風の炒め物に。加えたパプリカはたんぱく質をエネルギーに変えるのを助けるビタミンB6が豊富。サラダのじゃがいもは熱に強いビタミンCを含むのが特徴です。お湯を注ぐだけの手軽なお味噌汁ですが、ナスにはポリフェノール類の一つであるアントシアニンが含まれているので、疲れ目やドライアイの予防にも良さそうです。
寒さが続く毎日には、内側から体をあたためて体力や学習意欲を向上させる「温活」にも注目が集まっています。
"勝つ"献立の秘訣は、たんぱく質と野菜と"汁物"です
肉や魚、卵、大豆などからとる良質のたんぱく質、野菜からとるビタミンやミネラルは、日々の食事に欠かせない栄養素。パワーを発揮したい時の献立では、"汁物"をプラスして栄養を補強するのがコツです。
うま味をきかせた汁物は、勉強疲れをほっと癒してくれるもの。からだを芯から温めて胃腸を活発にし、食事の消化吸収力をよくします。さらに、この時期たっぷりとりたい野菜も、汁物でならたくさんとることができる上、肉や魚などのたんぱく質も一緒に入れて具だくさんにすることで、副菜級の一品に。味噌汁、中華スープ、洋風スープという具合に、ベースにするだしを決めたら、あとは冷蔵庫にある食材をお鍋に入れるだけと簡単なのも大きなメリット。
大切な時期は必要な栄養を無理なく取り入れて、体調管理を万全に。
詳しいレシピはこちらからご覧いただけます。
2019年12月の情報をもとに掲載しています。
受験生応援!冬季の体調管理!献立・レシピ