この取り組みをASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)と称しています。
ASVは味の素グループ全体の取り組みとして浸透しており、従業員一人ひとりが常に意識しながら働いています。
本サイトの「私が語るASV」シリーズでは、味の素グループの従業員たちが、どのようにASVを意識して業務に取り組んでいるのか、その物語の一部を紹介していきます。
今回は、味の素AGF株式会社 東北支社営業企画グループ 柴原俊さんのレポートです。
味の素AGF社のASVの取り組みとは
味の素AGF株式会社では、ASVの取り組みとして、「ココロとカラダの健康」、「人と人とのつながり」、「地球環境との共生」をはじめとするサステナブルな社会の実現を目指し、あらゆるパートナーと共創することで、3Rの提供を通じて事業活動を拡大します、と宣言しています。
ここでいう「3R」とは、「Relax(くつろぎ)/Reset(心の整え)/Refresh(気分一新)」のことを指しています。
業務を通じて、「3R」で拡がる人と人とのつながりを大切にし、実践しているという柴原さんは、行政や得意先とも連携した取り組みを推進しています。
行政や得意先と連携して、環境への理解と意識を高める活動を実施
味の素AGF株式会社 東北支社に勤務する柴原さんは、「東北支社方針」を念頭に置き、地域行政と連携した需要創造や、得意先である小売店との接点拡大を後押しするなど、営業担当者をサポートしています。その活動において重要視しているのは「生活者の環境への理解と意識を高めること」だといいます。
柴原:具体的には、環境への理解と意識を高めてもらう活動を行政や得意先と連携して推進しています。その一環として、仙台市と協同で使い捨てペットボトルの代わりにマイボトルの利用促進を図るため、仙台市のごみ減量・リサイクル推進のキャラクターであるワケルくんを活用したPOPを仙台市の量販店約110店舗に設置しています。
ワケルくんって誰?〜仙台市ごみ減量・リサイクル情報総合サイト「ワケルネット」とは
「ワケルネット」は、仙台市によるごみ減量・リサイクルの情報総合サイト。ごみの減量やリサイクルに身近なところから取り組める情報をイラスト入りで分かりやすく紹介しています。
ワケルくんは、仙台市のごみ減量・リサイクル推進のキャラクターです。他にもワケ猫やワケミちゃんなど、個性的なキャラクターはサイトをチェックしてみてください。
柴原:また、仙台市が携わる環境イベント「エコフェスタ2022」に食品メーカーとして唯一出展して当社の環境への取り組みを紹介し、「ブレンディ®」ザリットル(1Lの水に溶ける粉末飲料)のサンプリングによるマイボトルの推進、ペットボトルの現状を踏まえた環境クイズなどを実施しました。地球環境の保全活動を通して、当社の認知度向上につなげるという、エコ活動と営業支援の両立に取り組んでいます。
一人ひとりができることはささやかな一歩、だけど・・・
このような活動が評価され、味の素AGF株式会社 東北支社は、ごみ減量やリサイクル推進に取り組む仙台市内事業者の認定制度において最上位となる「エコにこゴールドマイスター」※の認定をいただいたそうです。
※「エコにこゴールドマイスター」:環境負荷低減取組項目において、12項目以上を実施。認定期間は5年で、認定事業者は令和4年7月時点で30事業者。
柴原:この認定を受けるにあたり、当社のサステナビリティ推進部の協力の下で製品から物流、働く環境に至るまで、当社が取り組んでいる環境活動を理解することができました。あらためて、私自身が味の素AGF株式会社と味の素グループの一員であることを誇りに思いました。
柴原さん自身も勤務中はマイカップを使用し、休日の外出は家族全員でマイボトルを持参するなど、日ごろから自身ができることを実践するように心がけているそうです。
柴原:一人ひとりができることはささやかな一歩かもしれませんが、「3R(Relax / Reset / Refresh)」と「3R(Reduce / Reuse / Recycle)」を掛け合わせ、事業の発展と未来の子どもたちが安心して暮らせる地球環境のために、これからも活動していきます!
「ASV」という取り組みを通じて、人・社会・地球のWell-beingに貢献していきます
味の素グループは、ASVを中核に据えた事業を展開しています。
ASVは、事業活動を通じた社会課題の解決によって創出された経済価値を次の事業活動へ再投資することで、さらなる社会課題の解決に貢献するという好循環(ASVサイクル)を作り出し、サステナブルな成長を実現するための戦略的な取り組みです。
今後、各国・地域でASVを進化させていくためには、従業員一人ひとりがASVの考え方と重要性を理解し、実践していくことが重要と考えています。
ストーリーでは、今後さまざまな分野で活躍する従業員の「私が語るASV」を紹介していきます。
柴原俊
味の素AGF株式会社 東北支社営業企画グループ
2008年入社。家庭用営業として、スーパーなどの小売本部や卸店等に、季節やトレンドを考慮した販売戦略を提案してAGF®商品の拡販を図る仕事に取り組んできました。
現在は東北支社の一員として、行政連携や営業担当のサポート業務を担っており、東北の生活者の皆様に「笑顔」と「3R」を届けられるよう、生活者について知ることや相手の立場に立った提案を心掛けています。
休日は日々成長する幼い娘と妻との癒しの時間を大切に過ごしています。
2023年12月の情報をもとに掲載しています。
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