活動レポート

日本のトップアスリートを支える「味の素ナショナルトレーニングセンター」

東京都北区西が丘にある国立トレーニング施設「味の素ナショナルトレーニングセンター」をご存じでしょうか。「味の素ナショナルトレーニングセンター」通称“味トレ”は、トップアスリートの国際競技力の総合的な向上を図るトレーニング施設として平成20年1月に開所。どんな施設なの?アスリートたちはどんなことをするの?など、気になる全容をご紹介します!

味の素トレーニングセンターは5つのゾーンからできている

味の素トレーニングセンター、通称"味トレ"は、オリンピック強化指定選手をはじめ、国内外で活躍するトップアスリートやジュニアアスリートたちの競技力向上をサポートする、国立のアスリート専用トレーニング施設です。
スポーツとからだの3原則「トレーニング」「栄養」「休養」に基づいて作られており、競技別の専用練習場である「屋内トレーニングセンター・ウエスト(西館)」、「陸上競技場」、「屋内テニスコート」、宿泊施設「アスリート・ヴィレッジ」、2019年9月にオープンした「屋内トレーニングセンター・イースト(東館)」の5つのゾーンに分かれています。

屋内・屋外のあらゆる競技の専用練習場が集まっている!

この施設の中心となるのが、「屋内トレーニングセンター・ウエスト(西館)」。地下1階から地上3階までの4フロアに渡り、11の室内競技専用の練習場が設けられています。
練習場はそれぞれ、国際ルールに対応した各施設・設備が整えられ、天井や壁面に設置したハイビジョンカメラを利用した映像分析を行ったりすることも可能。
このほか、プールやトレーニングルームなども完備され、質の高いトレーニングを集中して行えるように配慮されています。

選手たちを毎日の"食"でサポートする「勝ち飯食堂」

施設内のレストラン「勝ち飯食堂」には、7名の管理栄養士が常駐。トップアスリートやジュニアアスリートに向けたバランスの良い献立を提供しているうえ、個別に栄養アドバイスやサポートも行っています。
"勝ち飯"とは、からだ作りに欠かせないたんぱく質とからだを整える野菜をしっかりとることを基本にした、アスリートの体調維持とコンディション作りに最適な献立のこと。
アスリートのみならず、部活生や受験生も必見の「勝ち飯®」、レシピはスペシャルサイトで見ることができます。

「勝ち飯®」

光がたっぷり注ぎ込む開放的なアスリートヴィレッジの玄関。練習の疲れを癒し、練習前の鋭気を養う空間です。

カジュアルでリラックスできる雰囲気の「勝ち飯食堂」。

体育の日には味トレで「勝ち飯®」イベントも開催!

2019年10月14日の体育の日、味トレと国立スポーツ科学センターで「スポーツ祭り2019」が開催。大人から子どもまで12,540名(公式発表)の来場者が集う中、味の素グループは「勝ち飯®」を体験するコンテンツを展開。クイズ形式の「『勝ち飯®』教室」や、「勝ち飯®」献立の試食など、会場は終日賑わいました。

パラリンピック競技アスリートたちの競技力向上もサポート

また、今年9月には屋内トレーニングセンター・イースト(東館)がオープン。こちらは、練習のサポートはもちろんのこと、スポーツ医・科学研究や支援の拠点として作られたハイパフォーマンススポーツセンター。パラリンピック競技アスリートたちの利用に合わせたバリアフリー環境が整っているのが特徴です。
味の素ナショナルトレーニングセンターはアスリート専用施設のため、一般の見学・利用は原則として不可となっていますが、こちらの施設は令和2年3月30日までの期間限定で施設見学も受付中。希望者は詳細をサイトでチェックしてください。

■味の素トレーニングセンターとは
公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が運用し、主な管理・運営は、国立スポーツ科学センター(JISS)を運営する独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC:JAPAN SPORT COUNCIL)が行っています。選手や競技団体は、トレーニング施設とJISSのスポーツ医学・科学・情報サポートを活用しながら高度なトレーニングを実践することが可能に。

2019年12月の情報をもとに掲載しています。

味の素グループは、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献します

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