手軽に本格的な味わいを出すことができるのが魅力の商品ですが、じつは減塩タイプが発売されていることはご存知ですか?これらは、「減塩?おいしくないんでしょう?」「薄味で物足りない!」と、減塩に対してネガティブなイメージを抱いている方にこそ、試してもらいたい商品なのです。
「おいしいなら、減塩の方がいいよね!」
味の素社が提案する「スマ塩」プロジェクトとは、一体どんなプロジェクトなのでしょうか。
日本人は塩分摂りすぎ!?
日本人の食塩摂取量が、目標量を大幅に上回っていることはご存知でしょうか。
厚生労働省が定める食塩相当量の目標量が、成人1日あたり、男性:7.5g未満、女性:6.5g未満※1であることに対して、実際の摂取量の平均値は、男性:10.9g、女性:9.3g※2ということですから、いかに過剰摂取しているかが分かります。日本人のじつに約80%が塩分の摂り過ぎであるといわれています※3。
※1:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2020年版)
※2:厚生労働省「国民健康・栄養調査」(令和元年)
※3:厚生労働省「国民健康・栄養調査」(令和元年)20歳以上食塩摂取量より味の素社が推計
味の素社が取り組む「スマ塩」プロジェクトとは?
塩分の摂り過ぎは、いまや世界的な健康問題。こうした流れを受け、味の素社は、「うま味によるおいしさを提案し、減塩の促進に取り組んでいこう」と、2020年(令和2年)7月に「スマ塩」プロジェクトを立ち上げました。以来、「食と健康の課題解決企業」を目指し、「おいしい・やさしい・あたらしい減塩」をさまざまな手法で発信しています。
減塩を目指す方に、ぜひ見てもらいたいのが「AJINOMOTO PARK」にある「スマ塩」レシピサイトです。
ラーメンやカレー、パスタなどの人気メニューは、もともと塩分の高い料理の代表格ですが、ここではうま味やだしを上手に効かせ、無理なく減塩できるレシピをご提案しています。ひと口食べてもらえば、「減塩=薄味でおいしくない、物足りない」といったこれまでのネガティブなイメージが変わるかもしれません。
「スマ塩」レシピ:丸鶏白湯ラーメン
塩分ひかえめ。豆乳のコクを活かしたまろやかなスープに野菜もモリモリで満足感のあるラーメンです。
また、味の素社のコミュニティサイト「食の楽しい!発見コミュニティ」では、味の素社の減塩商品による減塩レシピを体験した「減塩チャレンジ」のモニター調査も実施しました。
実際に、当社の減塩商品を利用して、減塩レシピを体験してもらうことで、「減塩はまずいというイメージがまったくなくなりました」「物足りなくないし、ちゃんとおいしい。いつもどおりの調理なのに減塩ができるなんて夢のよう」といったポジティブなコメントをもらい、減塩に対するユーザーの意識変化につながっています。
減塩に対するイメージの変化へ ~味の素社が挑む食と健康の課題とユーザーの声~
「うま味やだしを効かせる減塩をしたいと思っているものの、実際は調味料を減らす行動※により、おいしくない・味が薄いという不満につながっている」と指摘するのは、味の素社の西井孝明社長。「うま味調味料と風味調味料を使った、おいしい減塩を推進・啓発することで、今後はグローバルな「スマ塩」を展開し、世界中の人々の減塩に貢献したい」と意気込みを語っています。
※40-70代主家事女性、調査対象人数=658、2020年3月味の素社調べ
実際、減塩チャレンジのモニター調査では、すべてのレシピにおいて「おいしい」の感想がトップになっており、体験した方の89%が「減塩に対してポジティブなイメージに変化した」と回答(ネガティブイメージを持っていた方は、じつに98%がポジティブに変化)。味の素社が提案する減塩レシピの体験によって、減塩のイメージを変革できることが示されました。
「スマ塩」プロジェクトでは、今後も、より多くの「おいしい・やさしい・あたらしい減塩」レシピや減塩のコツなどを開発・発信し、「食と健康の課題解決企業」として、これからもさまざまな取り組みを行っていきます。
2022年3月の情報をもとに掲載しています。