活動レポート

食とアミノ酸のはたらきを通して ~Withコロナ期の味の素社の取り組みと展望~

食とアミノ酸のはたらきを通して ~Withコロナ期の味の素社の取り組みと展望~
2020年、世の中は新型コロナウイルスの感染拡大によって、リモートワーク、マスクや手洗いの徹底など、さまざまなシーンで生活様式が一変しました。
このニューノーマル時代を迎え、味の素社では、人々が心身ともに健やかに過ごせるようさまざまな活動、支援を行っています。

味の素社の新型コロナウイルス感染防止に関する取り組み

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大にともない、世界中の人々が、新しい生活様式(ニューノーマル)に柔軟に対応しています。

味の素グループは調味料や加工食品の製造にとどまらず、衛生管理に欠かせない洗浄剤の開発・製造、医療品の原料の開発・製造などに携わっています。サプライヤーとして安定供給の責任を果たすべく、現在、世界中の工場で感染リスクの軽減策を講じながら生産を継続しています。

これに加えて、中長期的な感染対策として新しい生活様式に向き合う中で、からだとこころの健康維持のサポート事業に取り組んできました。

食事、運動、睡眠。アスリートと西井社長の座談会から見えた免疫力とは

風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくい健康なからだづくりに欠かせない要素が食事、運動、睡眠です。

昨年には、アスリートから健康なからだづくりのヒントをいただこうと、味の素(株)の西井孝明社長が、松田丈志さん(競泳オリンピックメダリスト)、成田真由美選手(水泳パラリンピックメダリスト)のおふたりと座談会を開催しました。

健康なからだと最高のパフォーマンスを維持する上で、おふたりが大切にしていることは何でしょうか?

  • ●松田丈志さん
    「自分に合った食事、睡眠、運動を見つけることが大切。この時期、何かひとつでも、自分が元気になれるテクニックを見つけられるといいですね」

  • ●成田真由美選手
    「ストレスを感じない時間をつくること。暮らしのリズムをくずさないこと。それが良いパフォーマンスにつながっていきます」

  • ●西井孝明社長
    「わかっているだけで20種類のアミノ酸がありますが、料理をおいしくする以外にも筋肉の疲労を取るはたらき、睡眠をサポートするはたらき、いろんな機能があるんですね。アスリートの方はコロナ禍においても、いろんな解決策をお持ちになっていると感じました」

座談会のダイジェストムービーはこちら
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/aboutus/covid-19/immunity/

第1章:アスリートに学ぶ、日々の「食」の大切さ
第2章:アスリートが感じる、運動とストレス
第3章:アスリートが考える、睡眠との付き合い方

Withコロナ時代に味の素社ができること

免疫力を維持するうえで欠かせない「食事・運動・睡眠」に、共通している要素がアミノ酸です。

味の素社の製品には、日々の料理に欠かせない調味料や加工食品をはじめ、ストレスをやわらげ、睡眠をサポートするサプリメントなど、Withコロナ時代の健康なからだづくりにも役立てるものが数多くあります。

味の素グループはアミノ酸研究では世界一の実績と自負しています。「おいしく食べて健康づくり」という1909年の創業以来の志を引き継ぎ、新型コロナウイルスのまん延終息の一助になれるよう、尽力してまいります。

味の素の取り組み

たとえば、ひとりで走ってもみんなと走る楽しさを感じられる「バーチャルラン」の開催。スポーツイベントが相次いで中止になるなか、オンライン上で走るタイムや距離を競うイベントに、昨年6月の1か月間で29,745人が参加しました。

ステイホームで増える家での食事もサポートしています。家で料理する楽しさをオンラインで分かち合い、新たなメニューやコミュニティとつながるアプリ「アラターブル」を開発し、公開しています。味の素社名古屋支社は「ペアクック」(大切な人と一緒に買い物から料理、食事をしてコミュニケーションを取って絆を深める活動)を開始し、「AJINOMOTO PARK」で夫婦編、親子編のレシピを紹介しています。

このほか、「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」を発起人企業として実施中です。これは、新型コロナウイルス感染症まん延の終結を目的とした診断・検査・治療・衛生管理等に関連した行為に対し、味の素社が関連する知的財産権を開放するものです。医療品原料や医薬品の先端技術分野においても、当社グループの技術は活用されています。本宣言により、これらの開発や製造がよりスムーズに行われ、感染症の早期終結に寄与することを願っています。

寄付活動にも力を入れています。新型コロナ感染拡大の影響を受けた飲食店を支援する「地域飲食店応援クラウドファンディングプログラム みらい飯」に賛同し、プロジェクトの主宰READYFOR社を通じて600万円を寄付しました。

日本国内だけでなく、マレーシア、ブラジル、タイ、アメリカ、インドネシア、フィリピン、ペルーへも製品提供や寄付などの支援活動を行っています。

2021年3月の情報をもとに掲載しています。

活動レポート

世界が直面する健康・栄養課題は、生命の源"アミノ酸"が解決する!?食とアミノ酸の深い関係とは

世界が直面する健康・栄養課題は、生命の源

「アミノ酸」。よく耳にはするけれど、その働きや健康への関わりを深く知る方はあまりいないのではないでしょうか。私たちがおいしく食べて健康なカラダでいられる秘訣は、実はアミノ酸が握っています。

アミノ酸が持つ無限の可能性に着目し、さまざまな分野で研究を進めているのが味の素株式会社です。
今回は、コミュニケーション部門担当執行役員の森島千佳氏に、「なぜ味の素株式会社はアミノ酸研究を行っているのか?」を語ってもらいました。

ヒトが正常に生きていけるのはアミノ酸のおかげ!?
特定のアミノ酸を食べ物から摂らないといけない理由は人類の進化が関係していた!?

あらためてアミノ酸の持つ力やはたらきを知ることで、「食べること」がなぜ生きていく上で必要なのかがわかってきました。

アミノ酸は「生命の源」

「アミノ酸はヒトのカラダの構成要素であり、生きていく上で欠かせない栄養素ということをご存じですか?アミノ酸についてお話する前に、まずはヒトのカラダの構成からご説明しましょう」

「私たちのカラダの約60%は水分で、残り40%のうち、半分はたんぱく質でできています。そして、そのたんぱく質は20種類のアミノ酸の組み合わせでできています。
筋肉や髪の毛、爪、皮膚、さらには血液、ホルモン、免疫なども、すべてたんぱく質、つまりアミノ酸でできているのです。私たちのカラダはアミノ酸がなくては成立しないわけです」

「ヒトに必要なアミノ酸はたった20種類。このうち11種類のアミノ酸を私たちは体内で作ることができますが、残る9種類は作ることができません。9種類のアミノ酸は食事から摂らなければならず、これを必須アミノ酸と呼びます」

植物は体内で20種類のアミノ酸を作ることができますが、なぜヒトは11種類しか作れないのでしょうか。その理由は人類の進化の過程にあると、森島氏は語ります。

「自ら動くことができない植物は必然的に20種類のアミノ酸を作る機能を持っています。一方動物は自由に動き回って狩りを行い、獲物の肉を食べることができます。ヒトも同じく、食事からたんぱく質を摂るようになりました。
長い進化の過程の中で、ヒトも20種類のアミノ酸のうち9種類を自分の体内で作ることをやめ、その分のエネルギーを脳の発達等にまわすことで、高等動物として進化してきたと考えることができます」

生命活動の源ともいえるアミノ酸が作るたんぱく質の種類は、ヒトのカラダだけでなんと10万種以上。驚くのは、その10万種以上のたんぱく質が、たった20種類のアミノ酸の組み合わせでできているということです。そしてその20種類のアミノ酸の数や並び方を決める設計図は、すべてDNAに書き込まれています。

「植物も動物も、地球上のすべての生物はアミノ酸なくしてはこの世に存在しないのです」

<アミノ酸は「生命の源」>

創業の想いとうま味の発見

100年以上に渡りアミノ酸研究を行う味の素社ですが、そもそもなぜアミノ酸研究を始めたのでしょうか。

「うま味調味料『味の素®』は、100年以上前、東京帝国大学(現在の東京大学)の池田菊苗博士がうま味成分であるグルタミン酸というアミノ酸を発見したことがきっかけで誕生した商品です。
以来、アミノ酸の機能やはたらきを研究するなかで、さまざまな事業を展開してきました。
調味料や加工食品の他、サプリメント、医薬品、化粧品の原材料、電子材料事業など、全てはアミノ酸の研究からスタートして拡大してきたという歴史があります」

池田菊苗博士が、それほどまでにうま味成分の研究にこだわったのはなぜでしょうか。そこには日本人ならではの想いがありました。
「研究のためヨーロッパに渡った際に、彼は西洋人と日本人との体格差を目の当たりにしました。西洋人と比べ身長も低く、貧弱であった日本人に対して、栄養価の高いものをたくさん食べてもらいたい、栄養状態をもっとよくしたいという想いが芽生えたのです。

帰国後、博士が家族と湯豆腐を食べていた時のことでした。栄養価の高い豆腐のおいしさの秘密は昆布だしなのではないかと考え、そのおいしさの素を追求することで、うま味成分であるグルタミン酸を発見したのです」

「その想いは創業の志として『おいしく食べて健康づくり』というフレーズによって今も従業員全員に浸透しています」

味の素社の創業は、うま味成分グルタミン酸の発見なくしてはありえませんでした。
うま味は、甘味・塩味・酸味・苦味と並び基本の5原味として科学的にも認められ、今や国際語「umami」となっています。

「おいしい食事で栄養状態を改善するという創業時の想いは脈々と受け継がれ、世界に羽ばたく日本の誇りとなりました」

<創業の想いとうま味の発見>

食とアミノ酸の深い関係とは?

長年にわたり食とアミノ酸研究を続けてきた味の素社ですが、一般的には、食べることとアミノ酸研究の関係はイメージしづらいのではないでしょうか。
ここからは、"食の3つの機能"を軸に「食とアミノ酸がどう密接に関係しているか」を解説します。

「食べることには3つの大きな機能があります。1つはヒトのカラダを作るために必要な栄養の機能、2つめはおいしいと感じる嗜好・食感の機能、そして3つめはカラダの調子を整える健康の機能です」

アミノ酸はヒトのカラダを構成している基本成分ですが、その食の3つの機能のすべてにおいて、はたらきがあるそうです。具体的にはどういうことなのでしょうか。

栄養機能

「まずは、栄養の機能について。3大栄養素の1つにたんぱく質がありますが、これはアミノ酸がつながったものです。

まず、子どもたちはたんぱく質をきちんと摂ることがとても重要です。必要な栄養を十分に摂れないと、発育に影響が出てきてしまうからです。
高齢者も同様で、加齢に伴い、筋肉量が減ってくるので積極的にたんぱく質を摂る必要があります。
また、アスリート選手のサポートにもたんぱく質・アミノ酸は活用されています。過酷なトレーニングによってダメージを受けた筋肉は筋肉痛などを引き起こします。このとき筋肉のたんぱく質が分解されエネルギー源として利用されるため、アミノ酸不足となった筋肉を修復するためにアミノ酸摂取が不可欠となるのです。

このように発育・高齢化・スポーツといったさまざまなシーンにおいて、アミノ酸にはカラダを作るための「栄養の機能」が備わっています」

おいしさ機能

「2つめは嗜好・食感のおいしさの機能についてです。
これは、味・香り・彩り・歯ごたえなど食べたときにおいしいと感じさせる感覚的機能を指します。

栄養バランスがよい食事は大切ですが、おいしくないと毎日続きません。
おいしさを支えるうま味成分はアミノ酸(グルタミン酸)です。

近年では、過剰な塩分摂取は世界の大きな栄養課題となり、減塩は健康な生活のために不可欠なテーマとなっています。厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準」(2020年度版)では、1日の塩分摂取目標量がこれまでより0.5g引き下げられ、男性7.5g/日・女性6.5g/日未満となりました。しかし、実際の摂取量は、男性10g、女性9g以上にもなっているのです。

減塩すると"おいしさ"に物足りなさを感じてしまいます。そんな減塩食品にも、おいしさを期待させてくれるのがうま味成分です。グルタミン酸などのうま味成分を上手に活用することで、"おいしい減塩"を実現できるというわけです」

ヒトのカラダを構成するたんぱく質は、毎日合成と分解を繰り返しています。そのため、たんぱく質を作るアミノ酸を日々の食事から摂ることがもっとも重要です。
アミノ酸には、「栄養機能」「おいしさ機能」に加え、「健康機能」があると、森島氏は語ります。

健康機能

「私たちが健康な毎日を過ごすためには、カラダの機能調節が大きなカギを握っています。
じつはアミノ酸のバランスが崩れたり不足したりすることでも、カラダのさまざまなはたらきが正常に機能しなくなります。なぜなら、例えば睡眠の質を向上させる働きがあるアミノ酸『グリシン』の他、免疫に効果的なアミノ酸、認知機能に関係するアミノ酸など、実にさまざまなアミノ酸がカラダを正常な状態に維持するためにはたらいているからです。

アミノ酸を上手に活用しカラダに取り入れることで、塩分の摂りすぎ、栄養バランスの乱れ、栄養不足など食にまつわるさまざまな課題に対して、私たちは解決策を提供できると考えています」

<食とアミノ酸の深い関係とは?>

アミノ酸との運命的な出合い

アミノ酸に対して、非常に熱い想いを持っている森島氏。健康基盤食品「グリナ®」の開発に携わった頃から、別々のものと思っていた食品事業と健康事業に、じつは深い繋がりがあると感じはじめたそうです。

「調味料や加工食品の開発に携わったあと、アミノ酸の生理機能に基づくサプリメントの通信販売の事業に関わりました。このとき、アミノ酸が人間にとって最も基本的な成分であること、そして、いかにお客様に喜んでいただける価値を提供できるのかということを実感しました。
毎日の食事で、おいしくバランスよく栄養を摂る。そして、バランスよく栄養を摂れなかった場合はサプリメントで補う。この2つを考えると、食の事業と健康の事業はもっと地続きになるべきだと痛感したんです」

その根底にあるのが、食と健康にアプローチする味の素社独自のアミノ酸研究だと、森島氏は語ります。

世界的に健康志向の高まりが見られる一方で、ライフスタイルや生活習慣の変化からさまざまな健康課題・栄養課題が顕在化しています。
創業以来ウエルネスを追求してきた味の素社では、独自のアミノ酸研究を通じて、こうした課題を解決できる商品開発と提案を行っています。これはまさに、他社にはない重要なコアコンピタンスであるといえるでしょう。

<アミノ酸との運命的な出合い>

食と健康の課題解決企業に

年齢に伴うさまざまなカラダの機能低下に対して、アミノ酸の研究ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。

「カラダの機能低下に関連する疾患リスクとして、がんや生活習慣病があります。
味の素社は、血液中のアミノ酸のバランスでガンである可能性を評価したり、あるいは、将来生活習慣病になるリスクがどのくらいあるかというのを見極めたりする技術があるんですね。
認知症予防に役立てる研究も推し進めており、特定のアミノ酸のバランスが認知機能に関与していることもわかってきました」

味の素社は、2030年までに「アミノ酸のはたらきで、食習慣や高齢化に伴う食と健康の課題を解決し、人々のウエルネスを共創します」と宣言しています。
森島氏はどのような想いをお持ちなのでしょうか。

「生物にとって最も基本的で根源的な成分であるアミノ酸について研究をしていることは、我々独自のアプローチであり、とても強いコアコンピタンスだと思っています。
アミノ酸の機能について、我々が解明しているのは、まだほんの一部。
これからもアミノ酸の可能性を追求し、おいしく食べて健康で暮らせる"幸せな毎日"をサポートできるよう、がんばっていきたいと思っています」

"生命の源"として私たちが生きていく上で密接に関わるアミノ酸。生命が誕生する約90億年前、ビッグバン直後にアミノ酸が生成されたといわれています。そういった意味でも、味の素社が手がけるアミノ酸研究は、無限に広がる宇宙の謎を解き明かすことに相応するほどの一大プロジェクトともいえるでしょう。

<食と健康の課題解決企業に>

2020年6月の情報をもとに掲載しています。

活動レポート

コロナに負けず、一緒に走ろう!総勢29,745人が参加した"バーチャルラン"イベント

コロナに負けず、一緒に走ろう!総勢29,745人が参加した

新型コロナウイルスの影響で、さまざまなスポーツイベントや大会が中止となり、集団走であるマラソン大会もその多くは開催中止の憂き目にあいました。

一方で、「新しい生活様式」として中長期に渡り感染症対策と向き合う中で、身体的及び精神的な健康を維持する上では、体を動かしたり、スポーツを行うことが必要であり、政府も安心・安全に運動、スポーツをすることを推奨しています。

この課題に対して、味の素社のスポーツニュートリション部は、コロナ禍でも安心して走れる=「ひとりRUN」を推奨するイベントとしてトレーニングアプリ「TATTA」と連携してバーチャルイベントを開催しました。

29,745人が参加し大盛況!

2020年6月1日(月)から同30日(火)にかけて開催されたこのイベントは、期間中、ランナーはいつでもどこでも好きなタイミングで走ることができるといったもので、オンライン上で走行距離やタイムを競い合いました。

参加は無料。応募者先着15,000名に「アミノバイタル®」製品サンプルのプレゼントをし、1か月間の走り込みの中で「アミノバイタル®」を体感する機会を提供。更に累計30km以上を走破したランナーには「アミノバイタル®」を特別価格で購入できるクーポン券をプレゼントさせていただきました。

参加したランナーはなんと全国から29,745人。予想を上回る大盛況となりました。
今回の成功を受け、味の素社のスポーツニュートリション部は、今後もバーチャルイベントを活用し、さまざまなアイデアでランナーを応援し、継続的なコミュニケーションを図っていきます。

担当者からのコメント

この自粛期間中、走りたいけど走るきっかけがないというランナーは大勢いらっしゃったと思います。「アミノバイタル®」がきっかけとなり、スポーツをする喜びを再び味わってもらえたら。。そんな思いで企画を考え、結果約3万人もの方々にご参加いただけてとても嬉しく思っています。 「アミノバイタル®」は今後もランナーを、そしてスポーツをする方々を応援していきます。

味の素株式会社 スポーツニュートリション部(豊泉、若井、河内)

2020年7月の情報をもとに掲載しています。

食と健康

日中のパフォーマンスを高める! 今日からできる快眠のための6つの習慣

日中のパフォーマンスを高める! 今日からできる快眠のための6つの習慣

「昨日の疲れがなんだか抜けない」「仕事中に眠くなる」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
その不調、睡眠の質を上げることで改善できるかもしれません。

良質な睡眠をとることで集中力がアップし、パソコン作業の反応時間が向上するというデータもあるほど、睡眠の質は日中の仕事のパフォーマンスと密接に関わっているのです。

いつもの暮らしを少し改めるだけで、効果はてきめん!
今回は、今日から手軽に始められる快眠のための6つの習慣をご紹介します。まずは、できることから1つずつでも始めてみませんか。

今日からできる6つのおすすめ習慣 まずは就寝前のNG習慣を見直そう

毎日忙しく、夕飯タイムが遅くなることもしばしば。ベッドに入ってからもSNSや動画、明日のスケジュールのチェックでスマホを触ってしまう......そんないつもの習慣が「眠れない」「目覚めがスッキリしない」原因を生み出しているかも。

ぐっすり眠って朝スッキリ目覚めるためには、ちょっとしたコツがあるのです。

今回は、毎日忙しく過ごしているみなさんにぜひ知っていただきたい基本的な生活習慣をご紹介。
暮らしのルーティンを少し見直すだけで、睡眠に関する悩みが解消するかもしれません。

習慣1:"夕食は就寝2時間前まで"が鉄則
"満腹時に眠くなる経験をされた方は多いと思います。この経験から「寝る直前に食事をとればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、これは大きな間違い!

なぜならば食事の直後は消化吸収のために内臓が忙しく動いているので脳も身体も休まりません。せっかく入眠しても、深い眠りにたどりつくことができないのです。

胃腸の働きがひと段落するまでには2~3時間ほどかかるので、食事は就寝の2時間前に済ませるのが理想。どうしても小腹が空いてしまったという場合は、消化のよい温かいスープなどを選んでください。

習慣2:寝酒は控えて! アルコールは就寝2時間前まで
入眠のために寝酒をたしなむ方がいますが、快眠のためには、じつはこれもNG!
確かにアルコールを飲めば寝付きはよくなりますが、浅い眠りが続き、途中で目が覚めたり、早朝に覚醒したりするなど、質の良い睡眠が得られにくいことがわかっています。これでは起床後も脱力感が抜けず、日中も眠気がとれません。

快眠を妨げるアルコールを飲むのは就寝2時間前に止めておくのがベスト。
「ニコチン」や「カフェイン」も覚醒を促す作用があるため、「ニコチン」の摂取は就寝2時間前まで、「カフェイン」の摂取は就寝の4時間前までにしましょう。

習慣3:ベッドでは考え込まない
「明日は何をしよう?」「あの問題はどうしよう?」など、あれこれ思いをめぐらせていると、考えが止まらず、眠れなくなってしまいます。とくに、夜は前向きな思考になりにくいため、ベッドで考え事をするのは禁物です。

また、睡眠時間が5時間ほどの状態が続くと、1~2か月ほどでプチうつ状態になるとも言われているので、心身の健康のためにも、就寝前はあまり考え込まずに早めに眠るように心掛けてください。

眠りの質を高めるカギは"光"と"体温"のコントロール

ここからは、スムーズな寝付きやスッキリした朝の目覚めのためにとても重要となってくる「光」と「体温」についてお話しましょう。

習慣4:太陽の光を浴びて体内時計をリセット
「朝、スッキリ目覚めにくい」という方は、朝日をたっぷりと浴びることを意識してください。太陽の光は体内時計をリセットしてくれます。朝日を浴びながらストレッチをしたり、窓際で朝食をとり、しっかりと身体を起こしましょう。また、朝にしっかり光を浴びると、夜、眠りのホルモン「メラトニン」分泌のリズムが整うので、ぐっすり眠りにつけるようになります。

習慣5:夜のスマホはNG! 朝のスマホで覚醒を刺激!
反対に、夜寝る前の光には注意が必要です。
とくに、コンビニやスーパーの照明のような強い光やスマホの強い光刺激は眠りを促す「メラトニン」の分泌を止めてしまうほか、覚醒を促進する働きもあるので、快眠を妨げる恐れがあるからです。

就寝前のスマホはNGですが、朝のスマホはむしろスッキリとした目覚めを促してくれます。スマホでのSNSや動画、スケジュールのチェックは、夜ではなく朝の習慣に取り入れるようにしてみてはいかがでしょうか。

習慣6:就寝前に体温を少し"上げる"
わたしたちの体の深部体温(体の中心の体温)には、朝から夕方に向けて高くなり、夜から朝にかけて下がるというバイオリズムがあるのですが、上昇期は眠りにくく、下降期は眠りやすくなるという性質があります。
とくに、急速に深部体温を下げると深い眠りにつきやすいことが分かっているため、たとえば、就寝の3時間ほど前に軽く運動をしたり、就寝の1~2時間前にぬるめのお湯に15分ほどゆっくり入浴をしたりして体温を上げておくと、入眠時の体温の落差が大きくなり、スムーズな寝付きと深い眠りを促せます。

睡眠の質を決める"眠り始めの90分"

睡眠には、「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」という2つの状態があります。この睡眠サイクルが、一晩あたり3~5回繰り返されることで、心身の疲れを癒やしたり、必要な記憶を固定できたりするといわれています。

中でもとくに重要なのが、眠り始めに現れる"深睡眠"。
ノンレム睡眠の中でももっとも深い眠りの深睡眠は、脳の休息や成長ホルモン分泌の大切な時間とされ、眠り始めの90分に集中しています。

その後は、レム睡眠、ノンレム睡眠を繰り返し、スッキリとした目覚めに導いていくので、いかに早く深い眠りに入るかが睡眠の質を高めるカギとなります。

深部体温の低下をサポートするアミノ酸「グリシン」

就寝前に摂取するだけで、睡眠の質の改善をサポートするアミノ酸があることはご存知ですか。
それが、「グリシン」です。

人のカラダは、就寝時に手足から体内の熱を放散することで深部体温を下げています。赤ちゃんが眠くなると手足が温まってくるのはこのためなのですが、味の素㊑の研究によると、睡眠アミノ酸と呼ばれる「グリシン」を就寝前に摂取すると、深部体温の低下をサポートする働きがあることがわかっています。

「グリシン」は、エビやホタテなどの魚介類に多く含まれているアミノ酸です。人の体内でも1日に数グラム~数十グラム作られている非必須アミノ酸で、睡眠の質を高めるほかにも、肌コラーゲンの1/3はグリシンで構成されるなど、さまざまな身体の機能にも関わっています。

より効率よく「グリシン」を摂取したい方は、味の素㊑の機能性表示食品「グリナ®」がオススメ。味の素㊑の100年以上にわたるアミノ酸研究と睡眠の臨床研究により誕生した商品で、就寝前の手軽な「グリシン」摂取で、すみやかに深睡眠をもたらすサポートをしてくれます。

睡眠の質を高め、すっきりとした目覚めをサポートしてくれる「グリナ®」の詳細はこちら。お客様の実感の声も紹介しています。

https://direct.ajinomoto.co.jp/supplement/ff/glyna/

爽快感のある目覚めや日中の眠気の改善、疲労感の軽減などの機能も期待できるため、「日中のパフォーマンスを向上させたい」というビジネスパーソンの方は、先の快眠のための6つの習慣と合わせて、「グリシン」の摂取を毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。

2020年12月の情報をもとに掲載しています。