旬のはなし

夏バテも食欲不振もさよなら!今年は「うなぎ」でパワーチャージ

「旬のものを食べると、体にいい」
子どものころ、大人たちに言われてきました。

旬の時期に、市場に多く出回る野菜や魚介類。じつは、大量に収穫できるため値段が安く手に入りやすい、という理由だけではないようです。
ではなぜ、旬の時期に食べるといいのでしょうか?

露地ものの野菜は、旬の時期に栄養価が高くなります。
冬が旬のほうれん草の場合、ビタミンC量(100g中)、冬は60mgと、夏の約3倍に。
夏野菜のきゅうりやトマトは、水分も多く、汗で流れ出やすいカリウムも豊富なので、夏の体にぴったりです。

旬の食材を食べること。
それは、先人たちから受け継がれてきた、とても理にかなった、私たちの食の営みです。

本連載では、食材をとことん味わいつくす、健康的なレシピが人気の管理栄養士・牧野直子さんに、
旬食材の魅力と、うれしい健康効果について教えていただきます。
8月は、夏こそ食べたい「うなぎ」と「トマト」。

『万葉集』にも登場し、古くから日本で食べられているうなぎも、夏の私たちの体に、たくさんの栄養をもたらしてくれます。

夏バテ予防には、たんぱく質、ビタミン、クエン酸!

夏バテとは、気温の変化に体がついていけず、自律神経が不安定になり睡眠不足や倦怠感、食欲不振などの症状を起こすことです。
食欲不振になると、体を維持するために必要なエネルギーや栄養素が不足するため、 倦怠感や疲れがとれない状態が続く悪循環になります。

もっともエネルギーになるのは、ごはんやパンなどに多く含まれる糖質です。これをエネルギーに換えるのに必要なのが、豚肉、うなぎや紅サケ、たらこ、青魚、そして卵や納豆などのたんぱく質源に豊富に含まれるビタミンB群です。

食欲がないからそうめんだけ、お茶漬けだけというような主食のみの食事で、たんぱく質源が不足すると、ビタミンB群が足りずエネルギーを生み出すことができません。

また、クエン酸や酢の酢酸は、糖質をエネルギーに換える代謝サイクルの中で、スムーズにエネルギーを生み出す助けをします。

夏の最強食材「うなぎ」と「トマト」

夏に食べたくなるうなぎは、脂質を多く含み、カロリーも高いため、少量でも効率よくエネルギーを補うことができます。夏バテで食欲がないときや、もともと食が細い人の栄養補給にむいています。

そしてうなぎには、炭水化物をエネルギーに変えるときに必要なビタミンB1、脂質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンB2が豊富で、それぞれが互いの働きを助け合うことができるため、夏バテや疲労回復にかかせない食材です。

その他、日焼けによる肌のダメージを和らげるビタミンA、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含まれます。

クエン酸を含むトマトも、エネルギーを速やかに作るのに欠かせません。
トマトは赤い色が濃いほどリコピンが豊富です。リコピンは抗酸化作用が強く、紫外線から肌を守る、HDLコレステロールを増やす、高めの血圧を下げる、などの働きも期待できます。

旬の栄養素 「うなぎ」

■糖質や脂質をエネルギーに変えるビタミンB1、B2
■日焼けによる肌のダメージを和らげるビタミンA
■カルシウムの吸収を助けるビタミンD
■血液中の脂質の酸化を防いで動脈硬化を予防するビタミンE
■血液中のLDLコレステロールや中性脂肪を減らす不飽和脂肪酸

夏に食べたくなるうなぎは、すべての年代の体の悩みをサポートするまさに栄養の宝庫!

【旬レシピ】蒲焼きだけじゃもったいない!うなぎアレンジメニュー

うなぎというと、「蒲焼きに白いごはん」が王道ですが、もっと気軽に、日々の食卓で楽しめるメニューもたくさんあるんです。

たとえば、一口大に切ったうなぎとくし形に切ったトマトを炒め合わせ、ざく切りのシソを散らすだけで完成の「うなぎとトマトの炒め物」は、ごはんが進む一品となります。

トマトの酸味と旨味が調味料代わりになりますし、トマトのリコピンは脂溶性のためうなぎの脂肪分と一緒にとることで吸収がよくなるという、とても相性の良い掛け合わせです。

そのほか、おすすめのうなぎメニューはこちら

「うなぎときゅうりの酢のもの」

「うなぎとピーマンのピリ辛チャンプルー」

日本の美しい四季を感じさせてくれる、旬の食材。
店頭に並ぶ、色とりどりの旬の食材を見つけるたびに、
またこの季節がやってきたと、うれしくなりますね。

日々、栄養バランスや品数に気を取られがちですが、
ただシンプルに「旬の食材を食べる」ことを意識するだけで、

自然と体の調子が整ってくるのかもしれません。 自然の恵みに感謝して、
今日もおいしく、旬をいただきましょう。

旬の食材を知る
ーうなぎ編ー

1.選び方
かばやきや白焼きに加工してあるものは、焼きすぎていないもの、できるだけ作りたてが◎。横から見て皮と身が平らになっていて(丸まりすぎていない)、幅広いものが皮の軟らかいうなぎです。堅い場合は、酒蒸しして刻み、ひつまぶしにすると食べやすくなります。
真空パックの場合、型崩れしていないものを選びましょう。
生きているものを買う場合は、青みを帯びた黒色の背に、真っ白な腹をしているものを選びます。

2.保存方法
一切れずつラップで包み、さらにビニール袋などに入れ、できるだけ空気に触れないように密閉して冷蔵庫で保存して下さい(2~3日)。
冷凍保存の場合は、1か月を目安に早めに食べきってください。

3.トリビア
天然のうなぎは5~12月に獲れ、脂がのるのは冬なので、本来の旬は秋から冬でした。
しかし、現在、日本で流通しているうなぎは養殖がほとんど(約99%)で、夏の土用の丑の日に合わせて出荷されるため、夏に旬を迎えます。

監修:牧野直子(まきの・なおこ)

管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食(くう)」代表。おいしくて体にやさしいレシピや健康的なダイエット法などを提案し、テレビ、雑誌、料理教室、健康セミナーなどで幅広く活躍中。共著に『2品おかずで塩分一日6g生活』(女子栄養大学出版部)ほか。

2020年9月の情報をもとに掲載しています。

歴史・トリビア

発売47年売上げ日本一!Ajiギョーザのおいしい焼き方と絶妙ダレをご紹介!

ギョーザの生まれ故郷である中国では、金運や子宝に恵まれる縁起物として、旧正月にギョーザを食べる風習があります。これにならって、旧正月にあたる旧暦の1月1日はギョーザの日に制定されているのをご存知でしたか?
旧暦のため毎年変わりますが、今年のギョーザの日は1月25日。そこで、歴史からおいしい焼き方、そして斬新なタレアレンジまで、ギョーザについて知っておきたいことをまとめてお届け!

ギョーザは味の素の冷凍食品第1弾だった!

1972年に発売された味の素冷凍食品第1弾のギョーザ。

味の素の冷凍食品のなかでも、抜群の人気を誇るギョーザ。その歴史はじつに48年前までにさかのぼります。
当時、家庭における電子レンジ普及率は5%。そんななか、"家庭にある調理器具で手軽に解凍できて、家庭の味として人気だけど、作るには手間がかかるもの"をコンセプトに開発が進められました。そうして、味の素にとって初めての冷凍食品となった12品のうちの1つとして、1972年にギョーザが発売されたのでした。
1980年代の半ばには、「おかず」シリーズとしてパッケージもリニューアル。
さらに1997年、「ちゃんと、中華」シリーズとして発売されたギョーザは、画期的な製法によって油なしでも焼けるようになり、ギョーザ市場に大革命を起こしました。
味に関しても、同様にさまざまな改良が続けられてきました。
2012年には、油、水なしでパリッと焼けるうえ、フライパンに並べるだけで、誰でもコツなしで羽根つきで焼けるように進化。
そして2018年には、羽根がさらにパリッパリッになった王道の「ギョーザ」に加えて、新定番として「しょうがギョーザ」が登場。
これからも、安心・安全しかもおいしいギョーザのための革新が続けられていく予定です。

パリッパリの羽根つきギョーザを作ろう!

皮がパリッとしていて、噛むとジューシーな肉だねが飛び出してくるのが、おいしいギョーザの条件。特に、パリッパリの羽根がついていたら言うことないですよね。
そこで、味の素ギョーザのおいしい焼き方をご紹介。

まず、フライパンに油をひかずに、ギョーザを食べたいだけ並べていきます。火をつけたら中火に調整し、フタをして5分。そしてフタをあけたら羽根が茶色くなるまで、約2分加熱し続ければ完成!
油や水なしで、誰でもカンタンにパリッと焼けるのには、皮にヒミツが!
実は、皮に仕込まれた<羽根の素>が加熱することで溶け出し、ギョーザを適度な水分で蒸し上げていきます。やがて、<羽根の素>の水分が蒸発し、ギョーザ底面にとどまることで、きつね色のパリッとした羽根に変身!
ぜひ、おうちでその実力を試してみてください。

斬新なタレでいつものギョーザをさらにおいしく!

ギョーザのタレというと酢じょうゆにラー油が定番ですが、それだけではもったいない!手軽にできるけど斬新なタレで、いつもとはまた違った楽しみ方をしてみませんか。味の素ギョーザのブランドサイトから、特におすすめな5つのタレをご紹介します。

にんにく半熟卵ダレ

にんにくベースのしょうゆダレに、半熟卵をイン。黄身がからんで、うま味がアップ!

香味ごまダレ

豆乳と白ごまのちょっぴり甘いベースに、紅しょうがや長ねぎの薬味をたっぷりきかせたタレ。くせになるおいしさです。

ピーナッツダレ

ポン酢ベースにさっぱり味に、ピーナッツのつぶつぶ食感がアクセント。

ごま味噌ダレ

みそに砂糖と白ごま、そしてほんだしを合わせた、上品な和風ダレ。

ベーコンとバルサミコソース

しゃれたフレンチのような一品に変身させる変わり種ダレ。バルサミコ酢と餃子の組み合わせが新鮮!

タレを変えるだけで、いつものギョーザとはまた違ったおいしさに。
ぜひ試してみてくださいね♪

2019年12月の情報をもとに掲載しています。

食と健康

簡単なのに栄養もしっかりとれる!「一汁食」を定番メニューに

“時短”や“手抜き”といった簡単にすばやくできる調理が注目されています。ネットで検索するとたくさんのレシピを見つけることができます。

しかし、そういったレシピのなかでも、より美味しく、より満足できて、たくさんの栄養をとれる調理となるといかがでしょうか。

さらに「忙しいけど、きちんとしたい。」「調理の手間を減らしたい。」「栄養はちゃんととりたい。」「お肉も野菜もバランスよく。」「洗い物も少なくして片付けも楽をしたい。」「おいしく食べたい。」となるとどうでしょう。

そんな方にこそ、新しいスタイル「一汁食」(いちじゅうしょく)をご提案します。「一汁食」とは、ひとつのお椀で、食べごたえたっぷりで栄養バランスのとれる新しいタイプの調理法です。

「え?お汁?なんだか物足りないんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
いえいえ、「一汁食」は食べごたえも、栄養も、おいしさも兼ね備えたごちそうなんです。

簡単調理なのに肉も野菜もたっぷり。「一汁食」は"一杯のごちそう"

がんばりすぎないくらいがちょうどいい。
そんな暮らしが広がってきた今、
味の素から、"一汁食"という新提案。
野菜も、肉も、魚も。そのとき食べたいものを、お鍋に入れて、
あとは、味の素の調味料を入れるだけ。ひとつのお椀で
うま味も、栄養も、食べごたえもたっぷり、"一汁食"のできあがり。
それは、手抜きでも、時短でもない。
毎日をちょっとシンプルにする、一杯のごちそう。

さあ、あなたも
たまには"一汁食"にしてみませんか?

(一汁食 「コンセプト」より)

「一汁食」は、肉や魚、野菜など、そのときに食べたいものまとめてお鍋に入れて、好みの調味料を投入するだけという、新しい食のスタイルです。

食材とともに加えるのは、「ほんだし®」「味の素KKコンソメ®」「鍋キューブ®」「Cook Do®香味ペースト」「丸鶏がらスープ®」といった人気調味料です。

いずれも、それ1つで味が決まる万能調味料であるところがミソ。

和洋中と使い分けることができるので、食材と調味料の組み合わせ次第でメニューのバリエーションも無限大。マンネリ化しないというのも大きなメリットです。

あれこれ考えなくても栄養バランスが自然と整う上に、お鍋1つで作れるので、洗い物まで少なくて済むという、まさに良いことづくめの「一汁食」。試してみる価値はあると思いますよ。

料理をしない男性にこそおすすめ!

いつもはお料理を作らない男性こそ、チャレンジしてみてください。

家事はやるけど料理はちょっと・・・というご主人は、家族に感謝されるポイント稼ぎにも有効ですし、料理作りの楽しさを実感できるはず。

また、いつもは外食かコンビニ弁当ばかりという独身男子も注目!
食材もボリュームも自分で調節できるし、栄養もたっぷりとれますよ。何より、自分の好きなものを入れるだから、他人に作ってもらうものよりおいしいに決まってます!

さらに、お友だちを招いてごちそうしてあげるなど、鍋パーティとは一味違う楽しみもできますよ。

魅力たっぷりの「一汁食」スペシャルサイト

ということで!

「一汁食」に興味を持ったら、ぜひ「一汁食」スペシャルサイトをご覧ください。

「一汁食」スペシャルサイトでは、見ているだけで楽しくなる「一汁食」のバリエーションとレシピをご紹介しています。

これ一杯で、ちゃんとごはん。

編集部がセレクトした「一汁食」バリエーション5選

「一汁食」というからには、レシピの基本はもちろんスープですが、「スープだけで満足できるの?」と疑問に思っている人は、ぜひこちらをチェック。

「ストーリー」編集部が、大人も子どもも満足できて、食べ応えもバッチリのおすすめをピックアップしてご紹介します。

「ほんだし®」でつくる レタスと豚肉の豆乳汁

やさしい味わいの豆乳ベースに「ほんだし®」の風味が漂う、子どもも大人も好きな味わいです。シャキシャキのレタスの歯ごたえやにんじんの甘みなど、たっぷりの野菜をおいしくとれます。

「味の素KKコンソメ®」で作る 「チキンと豆の満腹スープ」

小さめに切りそろえた鶏肉やしいたけやにんじん、玉ねぎに、ひよこ豆の食感がアクセントになっている一品です。見た目にも楽しい、具だくさんの洋風スープ。

「鍋キューブ®」で作る 「餅入りみぞれ汁」

お餅がボリューム満点! 焼いた餅の香ばしい風味が食欲をそそります。野菜だしに大根おろしをたっぷり加えて野菜のうま味がさらにアップ!

「Cook Do®香味ペースト?」で作る 「小松菜と餃子のスープ」

すぐ使えて、腹持ちもよく、家族みんなが大好き!と三拍子揃った冷凍餃子を主役にした、満足度の高い中華スープです。さっと食べられて栄養も満点。小松菜をたっぷり加えれば彩りも豊かです。

「丸鶏がらスープ®」で作る 「さば缶と白菜のミソスープ」

定番食材となったさば缶。しょうがの風味をきかせたみそ汁をベースに、「丸鶏がらスープ®」とオリーブオイルを仕上げに少々加えて完成。和でも洋でも中華でもない、新しいおいしさです。

どれもスーパーで簡単に手に入る食材で、15分以内でできるレシピばかり。毎日の献立に取り入れば、毎日の夕食作りがぐっと楽になるはずです。

2020年5月の情報をもとに掲載しています。