ラグビーワールドカップ2019でスポーツ観戦が盛り上がったのは記憶に新しいところ。その舞台の1つとなったのが味の素スタジアムです。実はこの施設はあることで日本初となった場所でもありました。
ネーミングライツとは?
「ネーミングライツ」とは、スポーツ施設などの名称にスポンサー企業の社名やブランド名を冠することで、いわゆる「命名権」と呼ばれるもの。今やスポーツ施設などの運営資金調達のための重要な手法の一つとして定着しています。
実はこのネーミングライツの導入が日本で初めて行われた施設が、東京都調布市にある「味の素スタジアム」なのです。
今年さらに更新し、国内の大型公共施設として最長期間に
平成13年に開業した「東京スタジアム」が、その同じ年、ネーミング・ライツの導入及びスポンサー企業の募集を発表。味の素株式会社と合意に達したことで、平成15年よりメインスタジアムを「AJINOMOTO STADIUM」(和文表記:「味の素スタジアム」)、セカンドフィールドを「アミノバイタルフィールド」と命名しました。
それ以来、さまざまな競技やイベントが開催されてきました。
なかでも、平成20年からスタートした「味の素スタジアム感謝デー」は入場無料で、趣向をこらしたスポーツ体験を用意。令和元年の「感謝デー」では、福島県・奥会津「道の駅」ブースも出典し、地域振興に貢献するとともに、復興の後押しとして被災地と連携した取り組みも行っています。
そしてついに平成30年9月21日には、味の素スタジアムの来場者が2000万人を突破。
さらに、2019年3月より5年間更新したことで、国内の大型公共施設として最長期間となりました。
今後も味の素スタジアムで開催されるイベントにご注目ください。
2019年10月の情報をもとに掲載しています。
ネーミングライツとは | 味の素スタジアム