2021年1月30日(土)に第1弾として開催されたのは、「ほんだし®」のバーチャル工場見学イベントです。原料であるカツオの水揚げから加工(静岡県焼津市)から製品まで(川崎県川崎市)普段お見せ出来ない「ほんだし®」製造の舞台裏をリポートします。
ナビゲーターとアジパンダ®のライブ反応が見どころ
バーチャル工場見学の第1弾は、発売50年周年を迎えた「ほんだし®」がテーマ。
おみそ汁に煮物に、すっかり家庭料理に定着した「ほんだし®」が生まれた高度成長期の時代背景や、製品化の決め手になった顆粒化の技術などが説明されました。
また、1970年発売当初のパッケージデザインや、当時の販売員が着ていた法被(はっぴ)など、リアル工場見学で見学できるものと同じ映像が見られました。
バーチャル工場見学では、焼津港に水揚げされたカツオが、カチカチのかつお節になるまでの工程がビデオやイラストを駆使して説明されました。
原料となるかつお節の味わい、香り、深みを出すため、3種類の異なるいぶし方を工夫するなど、「ほんだし®」のこだわりも伺えます。
ナビゲーターは、リアル工場見学のクルーが務めました。
ふだんは見学に来られた来場者の方へのご案内ですが、バーチャル工場見学では味の素社のキャラクター、アジパンダ®と一緒にイベントを進行しました。
アジパンダ®はCG処理されたものですが、クルーの説明に合わせてうなずいたり腕を振ったり、即時に反応。
じつは、ライブイベントの収録スタジオで、モーションキャプチャーの技術を駆使し、アジパンダ®役のスタッフがクルーの話に合わせてリアクション、それがリアルタイムでCG画像化されていました。
チャット欄に寄せられる参加者からのコメント
今回の無料ライブイベントには、事前に応募いただいた方を中心に300名近い方にご参加いただきました。親子で参加された方も多かったようです。
バーチャル工場見学では、参加者のリアルなコメントを見るのも楽しみのひとつ。
クルーがかつお節削り器で、実際にかつお節を削ってみせると、チャット欄に「削り器、使ったことない」「削るの、楽しそう!」といったコメントが寄せられました。
参加型の「ほんだし®」クイズも行われました。クイズは3問、いずれも三択問題です。
クイズタイムでは、参加者からの回答がチャット欄に。「当たった!」「はずれた〜」などなど、一喜一憂のコメントがあふれました。
さらにクルーから「アジパンダ®はパンダのわりには俊敏に動ける」こと、「アジパンダ®は白いエプロンを着ているように見えるが、じつは生まれた時からエプロン柄の毛並みである」ことなど、ミニ知識も披露されました。
ちなみに、クルーが被っていた魚の帽子は、私物だそうです。
オンラインイベントならではのライブ感
<参加者満足度グラフ>
イベント後のアンケートでは、参加者から
「子どもにもわかりやすい説明で、楽しむことができました。別の商品の工場見学もしてみたいです」
「アジパンダ®の動きがかわいい!」
「チャットでライブ感があり、バーチャルでも楽しめました」
「ちょこっとレシピがよかった。だしおにぎり、やってみます!」
など、さまざまな感想が寄せられました。
クルーは、初めての試みに
「みなさんのお顔が見えないのでリアクションがむずかしかったのですが、チャット機能があるので、次回はもっと双方向でできることを工夫できると思います。参加していただいた方の心に残るライブができるようがんばります」
と、イベントの印象と今後の抱負を語りました。
これからも味の素社は、バーチャル工場見学をはじめ、さまざまなオンラインイベントを開催していく予定です。
リアル工場見学とはひと味違った楽しさ、ご家庭にいながら親子で気軽に参加できるメリットを活かしたイベントを企画中です。どうぞご期待ください!
2021年3月の情報をもとに掲載しています。