活動レポート

生産地の大自然で生態系を学べる「ブレンディ®の森」

生産地の大自然で生態系を学べる「ブレンディ®の森」
ボトルコーヒーなど、AGFグループのさまざまな商品づくりに欠かせない水は、緑豊かな森の恵みでもある。
生産拠点であるAGF鈴鹿(株)では鈴鹿川、AGF関東(株)では荒砥川(あらとがわ 利根川水系)を水源とする水を使用しており、この水を育んでいるのが、それぞれ鈴鹿山麓と赤城山南麓の森である。AGFグループでは、これらの森の一角を「ブレンディ®の森」と命名。水が生まれる環境を整え、一般のお客様が森と触れ合えるイベントを企画しながら、自然を見守る“森づくり活動”を行っている。

いきいきとした森に進化した「ブレンディ®の森」 鈴鹿

一般のお客様が自然を体験できるイベントも。

2014年9月、「ブレンディ®の森」 鈴鹿の森づくり活動がスタート。2018年11月までに計25回の活動を実施し、AGF鈴鹿(株)で使用する水の源である鈴鹿川流域の森の整備を続けている。
現在では、安全に散策できる回遊道を整備し、お客様をお呼びできる森へと変貌。回遊道脇にあるヒノキ、スギ、ヤマザクラなど10種の樹木にQRコード付き樹名版を取付け、水辺に沢ガニが生息できる環境整備を実施し、森の自然とふれ合えて、動植物の生態系を学べる場となっている。
2017年からは一般のお客様を招待する企画が開始し、2018年には森の散策と丸太切り体験など、自然を体験するイベントを開催した。
今後も、新たに拡大したエリアの水辺周辺の整備および森の間伐を進め、いきいきとした森づくりを目指す。

「ブレンディ®の森」鈴鹿で育まれた水とAGF鈴鹿(株)の関係

図解:「ブレンディ?の森」の一つである鈴鹿山麓の湧水が鈴鹿川を通ってAGF鈴鹿(株)工場で使用する地下水へ届いていることを説明している。

適切に管理された森では、たくさんの地下水が育まれる。その水はいったん地表に湧き出し、川として流れるが、川の水の一部は、再び地下に浸透。水を通しやすい地質のなかをゆっくりと流れ、ふたたび清涼な地下水となる。
森づくり活動開始から4年、AGF鈴鹿(株)
ではこの「ブレンディ®の森」で育まれた水と、工場で使用している地下水との関係について、外部機関による調査・解析を実施。その結果、森が育んだ水が、実際に工場で使用している地下水へ届いていることが確認できた。
これによって、商品を生産するのに使われた水を、森林保全活動によって増加する地下水で補償できていることが証明される形となった。

第2弾として「ブレンディ®の森」 群馬が2015年から活動開始

水源周辺の様子。

「ブレンディ®の森」 群馬は、AGF関東(株)で使用する水の源である荒砥川(あらとがわ)源流域の赤城山南麓の一角に位置している。
2018年10月までに計16回の活動を実施。植花粉飛散の少ない品種スギの幼木を植え、イノシシ、シカなどによる獣害対策としてネットを張り、笹や雑草などの下草刈りを行っている。
2017年の後半からは、新たに拡大したエリアの水源周辺の整備をすすめ、2018年にはお客様を水と触れあう自然体験に招待。2018年5月にはエリア拡大を記念して「ブレンディ®の森」に看板を設置した。
今後は、拡大エリア散策のための道づくりを実施。森を散策しながら水を感じる事ができる環境教育の場としての活用を予定している。

2025年までに「ブレンディ®の森」の面積を約5倍に

2017年3月時点で2つの「ブレンディ®の森」で育む地下水(涵養(かんよう)※1量)は、2つの工場で生産される「ブレンディ®」ボトルコーヒーで使用する水の約20%相当であった(AGF®調べ)。
2018年度末には、2つの「ブレンディ®の森」を合わせ約22haと、約4.2倍まで契約エリアを拡大。味の素AGF(株)は2025年度までに森の面積を2017年3月に対して約5倍に拡大し、「ブレンディ®」ボトルコーヒーで使用する水のすべてを「ブレンディ®の森」で育む地下水(涵養量)で賄うことを目指す。
森を整備することによって、豊かな自然や清らかな水を育む大切さを体験し、次世代へと継承していく――今後も、「ブレンディ®の森」森づくり活動は続いていく。

※1 涵養(かんよう):降水や河川水が地下に浸透し地下水となること。森林面積が大きいと、涵養量(地下水)が増加することを意味する。

2019年12月の情報をもとに掲載しています。

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