食と健康

風邪は食事で予防できる!摂るべき2つの栄養素

風邪やインフルエンザを予防するコツは、ウイルスに負けない抵抗力をつけること。
栄養バランスのとれた食事を心がけるのが基本ですが、なかでも欠かせないのが、“たんぱく質”と“ビタミン”。それぞれの効果と、代表的な食材をご紹介します。

たんぱく質は、"シスチン"と"テアニン"に注目

たんぱく質は、のどや鼻の粘膜をつくるもとになり、たんぱく質から摂取できるアミノ酸は抵抗力の強化につながります。良質のたんぱく質を含む食材として代表的なのが、鶏肉や大豆・大豆食品。これらに多く含まれる"シスチン"というアミノ酸は、免疫機能を調整する物質であるグルタチオンの材料になり、抵抗力の強化につながります。たとえば水炊きのような鶏肉を使った鍋なら、たんぱく質やシスチン、野菜も豊富にとれて手軽です。
また、緑茶に含まれるテアニンというアミノ酸もグルタチオンの材料に。テアニンはうま味のもとで、玉露のようなうま味の強い緑茶に多く含まれます。

ビタミンはとくにA・C・Eが大切!

ビタミンA、C、Eは、いずれも体内の活性酸素の働きを妨げ、グルタチオンのように免疫細胞の機能低下を防ぎます。ビタミンAはウナギ、レバー、ニンジン、カボチャなどに多く含まれ、ビタミンCは果物や緑黄色野菜、ビタミンEはカボチャ、アーモンド、鮭などに豊富に含まれています。
また、ショウガや唐辛子など血液循環を高めるハーブやスパイスも同時に取り入れるとさらに効果的。
風邪対策におすすめの献立が、こちらからチェックできます。

2019年10月の情報をもとに掲載しています。

味の素グループは、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献します

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