食べ過ぎモードをリセットしたい!そろそろダイエットが気になる!でも、ヘルシーそうな食事は物足りないような気がして、ついついこってりした料理にばかり手が伸びてしまう……。そんな人にこそ注目してほしいのが、「うま味」。うま味を効かせることでダイエットはもっとおいしく簡単にできるのです。
うま味がカロリーダウンに役立つ理由
「ヘルシーでおいしい」と、世界中から注目されている和食。油をあまり使わず、魚類や野菜類が中心にも関わらず満足感が高いのは、うま味がたくさん含まれているからだといわれています。
たとえば、和食の基本でもある「だし」。かつお節のイノシン酸、昆布のグルタミン酸、干ししいたけのグアニル酸といったうま味成分が、和食を代表するさまざまな料理に生かされています。
さらに、しょう油や味噌といった和食ならではの調味料にもうま味は豊富に含まれていて、適量を使うことで素材の持ち味を生かし、うま味の相乗効果で料理全体の満足度を高めることにつながっているのです。
つまり、しっかりうま味が感じられる料理は、少量でも満足感を得ることができ、油分や糖類、塩分などを控えてもおいしく仕上がるというわけなのです。
うま味はこうして"ちょい足し"できる!5つの基本テクニック
カロリーや塩分を控えても満足度の高い料理に仕上げるコツは、うま味を効かせることです。
そこで、いつもの料理をヘルシーに仕上げる「うま味調味料活用テクニック」をご紹介します。
- 1. 肉や魚の下ごしらえにひとふり
調理前の肉や魚に、下味としてうま味調味料をひとふり。素材の持ち味が際立ち、素材本来が持つうま味との相乗効果で、料理がより深い味わいに仕上がります。 - 2. 仕上げにひとふりでコクがアップ!
調理の仕上げにひとふりで、料理全体のコクが増すとともに、まとまりのある味わいになります。 - 3. だし・ブイヨンをフル活用して、さっぱり味でも満足感大
野菜だけのスープでも、きちんとうま味を効かせれば満足度の高い一品になります。また、煮物や炒め物にも加えることで、塩分を控えても満足度の高い味わいになります。 - 4. テーブルで使うと、漬物や刺身もまろやかに
お漬物や刺身をいただく直前に、うま味調味料をふりかけると味わいがまろやかになります。醤油も少量で済むため、テーブルに常備しておくのもおすすめです。 - 5. ドレッシングやタレに加えて、油分控えめに
手作りのドレッシングやタレを作りする際、うま味調味料を少量加えれば手軽にコクがアップ。まろみも出るので、油の使用量が減らしたヘルシーなドレッシングができあがります。
うま味を活用した、簡単ダイエットレシピ
うま味調味料を使えば料理のカロリーダウンはとても簡単です。味の素グループのレシピ大百科には、「味の素®」や「ほんだし®」「味の素KKコンソメ」などうま味調味料を活用したヘルシーレシピをたくさん紹介しています。
うま味しっかり野菜炒め
シンプルな野菜炒めも、「味の素®」でうま味を加えれば旬野菜の味をしっかり楽しめます。
たっぷり野菜のミネストローネ
野菜がたっぷり摂れて低カロリー。トマトのうま味も加わって満足度の高いスープなので、ダイエットに最適です。
キャベツの煮びたし
刻んで煮るだけ、10分以内で出来る簡単レシピも、「ほんだし®」があれば大満足の一品に。
2020年5月の情報をもとに掲載しています。
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