だしのなかにたっぷり入っている、うま味の力を上手に使っているのが和食です。みそ汁、うどん、そば、煮物、鍋、そしてラーメンなど、身近な食べ物に含まれています。
また、うま味は、和食だけのものではなく、世界共通色んな料理で生かされています。たとえば、イタリア料理では、うま味成分たっぷりのトマトやチーズなどの食材を使ったピザや、パスタがあります。おいしいですね。
味の素グループが行なっている出前授業、「味覚教室」では昆布と鰹節でだしをとる体験をします。他にも煮干しや干し椎茸を使ってだしをとることも学びます。日本以外のだしでは、フランスのブイヨンや、中国の湯などがあります。素材や、使い方は違いますが、うま味を上手に活用しています。
よく噛んで、じっくり味わうことで、うま味を感じることができます。そうすれば、嫌いな食べものがなくなるかもしれませんね。
2019年 3月の情報をもとに掲載しています。
出前授業